ブログ開始15年：クラシカル・ギターを止められない：So-netブログ

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当ブログの開始から15日で丸15年となりました。

この1月8日の記事で2500記事でしたから，均すと１年に167記事ほど，11日間に5記事くらいのペースだったでしょうか。

調べ物や図の作成などで一記事に数時間要するものもあれば，数分程度の手抜き記事もあります。

案外，目一杯頑張って書いた記事よりも，数分程度で書いた記事の方がよく読まれたりするものです。読者の方も，そう頑張って読むわけでも無いでしょうから。長くなりそうな記事は，「その１」「その２」「その３」などと分けて記事にすることもありますが，そういう記事のページビュー傾向として，「その１」が良く読まれて，「その２」，「その３」と読まれなくなる傾向にあります。

まあ，ページビューに「一喜一憂」することも余りなくなりましたが，熱心な方に読まれれば，励みにはなります。もっとも，何時ごろからかクラシカルギター以外の日常の話題や，全く別の電気工学の話題などを書いていたこともあります。当初クラシックギター関連が8割，あとの2割が旅行と電気製品に関してとしていました。「旅行」はぼちぼち，「電気製品に関して」が，「製品」というよりも，電気理論などに傾いたきらいがあるかも知れません。

以前，アニバーサリーの時期は，過去の記事の振り返りをしていました。今回久々にやってみます。ベスト５を見てみます（数字は14日AM現在）。

**過去15年間に多く読まれた記事ランキング**
順位	タイトル	年月日	ページビュー
第１位	曲の難易度について～試案～	2013年10月14日	47,801
第２位	松岡良治の楽器について	2019年02月04日	38,892
第３位	周期表とオクターブの話	2014年04月01日	38,747
第４位	基礎練習の効果〜その１〜	2013年10月28日	24,825
第５位	ハカランダと楽器の価値	2009年05月17日	23,939

まず，第１位，10年余り掛かっての達成ですが，クラシックギターをやる人にとって，「曲の難易度」についての興味・関心が非常に高いことがうかがえます。「良い曲だから弾いてみたいが，その曲が自分の技量で弾けるかどうか？」，「ものにできるのかどうか？」というのが，関心事だと思われます。

難易度関連記事の「曲の難易度について～試案・第二弾～」，と「曲の難易度について～雑感～」も第６位(19,661ビュー）と第７位(18,030ビュー）を占める勢いです。

前回モスト・ビューをチェックしたのは，10周年だった５年前2019年1月15日の記事でした。
この時すでに，「曲の難易度について～試案～」は第１位でしたが，今回大きな伸びを示して第２位に入ったのが，その集計の後に書いた，「松岡良治の楽器について」です。同記事にも書いていますが，「松岡良治」ギターはいわゆる高級手工楽器ではないものの，数万円クラスの中級クラスの楽器で非常に品質の高い安定した楽器を提供し続けたメーカーでした。惜しくも，良心的に過ぎる企業に見られる悲劇で廃業してしまいました。松岡良治については，我が国のギター界の土台を支えたと言っても過言ではないと思います。陰の文化功労者だと思います。

第３位の「周期表とオクターブの話」はポスト直後に突如閲覧が増えた謎の記事でした。クラシックギターや音楽関係の層ではないと思います。以前から首をひねっています。

第４位「基礎練習の効果〜その１〜」は，基礎練習にどんなものがあって，当方がやっている練習法について紹介したものでした。ジュリアーニの「120の課題」などにも興味を持たれたものと思います。

第５位「ハカランダと楽器の価値」は，ブログ初期に書いたもので，順位は下げていますが，ビューは持続しており，依然ハカランダ材に関する興味関心は高いものと思われます。

15年間書き続けていますと，クラシックギターに関する世の関心というのも，少しわかる様な気もします。世の多くの人の嗜好を踏まえ，沢山読まれる事を狙ったと思われる記事もネット上には沢山ありますが，当方は当初よりそれでビジネスをしようという気はありません（過去記事の商品紹介でごく僅かなアフィリエイト収入はありますが）ので，意欲が続く限りこのスタイルで続けていくつもりです。