「名演奏ライブラリー」のレオン・フライシャー [雑感]
NHK-FMの「名演奏ライブラリー」は歴史的演奏家から現在の演奏家までの名演奏を振り返ります。物故者が多い様な気もしますが，現役の方も登場します。ギターでは昨年8月に亡くなったブリームが生前から番組に取り上げられていました。
8月9日の名演奏ライブラリーでは，やはり昨年の8月に亡くなったアメリカの名ピアニスト，レオン・フライシャーが取り上げられていました。
本ブログではあまりピアニストには触れませんが，レオン・フライシャーはバッハのシャコンヌがらみで取り上げた人です。氏が長年右手が不自由になり，左手のみで音楽活動をしていたことや，若い演奏家へのアドヴァイスなども記事にしました（フライシャーの語り(1), (2), (3)）。
なお，当日のラジオ番組の演奏内容は以下の通りでした。シューマンの定番ピアノ協奏曲は若い頃の両手が動いた時期の演奏。古い録音ですが，古さが全く感じられないキビキビしたものでした。サンサンースからは左手のピアニストとしての活動期間のもの。「6つの練習曲 作品135からの第1曲が始まったときは「左手のみ演奏だな」と思って聴いていましたが，第6曲に至ってはそのことを完全に忘れていました。有名なバッハのカンタータ第147番からは，晩年両手のピアニストとして復活してからのものでした。
「ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」
シューマン:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー、（管弦楽）クリーブランド管弦楽団、（指揮）ジョージ・セル
（30分25秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「ピアノ・ソナタ 第4番 ホ短調 作品70から 第3楽章、第4楽章」
ウェーバー:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（9分42秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「6つの練習曲 作品135から 第1曲、第4曲、第6曲」
サン・サーンス:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（7分50秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「「宝のワルツ」の主題による交響的変容」
ゴドフスキ:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（11分58秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「組曲 作品23から 第5楽章」
コルンゴルト:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー、（バイオリン）ジョゼフ・シルヴァースタイン、（バイオリン）ハイメ・ラレード、（チェロ）ヨーヨー・マ
（8分31秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「カンタータ第147番「心と口と行ないと生活」から 主よ、人の望みの喜びよ」
バッハ:作曲
マイラ・ヘス:編曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（3分40秒）
＜Sony Music Labels SICC 30251＞
「カンタータ第208番「狩りだけが私の喜び」から 羊は安らかに草をはみ」
バッハ:作曲
エゴン・ペトリ:編曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（5分00秒）
＜Sony Music Labels SICC 30251＞
「マズルカ 嬰ハ短調 作品50第3」
ショパン:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（4分30秒）
＜Sony Music Labels SICC 30251＞
「イ調のセレナード」
ストラヴィンスキー:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（13分36秒）
＜コロムビアミュージックエンタテインメント COCQ-84258＞
「ザ・マン・アイ・ラブ」
ガーシュウィン:作曲
アール・ワイルド:編曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（2分56秒）
＜Bridge Records BRIDGE 9429＞
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レオン・フライシャー(1928 - 2020) |
本ブログではあまりピアニストには触れませんが，レオン・フライシャーはバッハのシャコンヌがらみで取り上げた人です。氏が長年右手が不自由になり，左手のみで音楽活動をしていたことや，若い演奏家へのアドヴァイスなども記事にしました（フライシャーの語り(1), (2), (3)）。
なお，当日のラジオ番組の演奏内容は以下の通りでした。シューマンの定番ピアノ協奏曲は若い頃の両手が動いた時期の演奏。古い録音ですが，古さが全く感じられないキビキビしたものでした。サンサンースからは左手のピアニストとしての活動期間のもの。「6つの練習曲 作品135からの第1曲が始まったときは「左手のみ演奏だな」と思って聴いていましたが，第6曲に至ってはそのことを完全に忘れていました。有名なバッハのカンタータ第147番からは，晩年両手のピアニストとして復活してからのものでした。
「ピアノ協奏曲 イ短調 作品54」
シューマン:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー、（管弦楽）クリーブランド管弦楽団、（指揮）ジョージ・セル
（30分25秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「ピアノ・ソナタ 第4番 ホ短調 作品70から 第3楽章、第4楽章」
ウェーバー:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（9分42秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「6つの練習曲 作品135から 第1曲、第4曲、第6曲」
サン・サーンス:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（7分50秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「「宝のワルツ」の主題による交響的変容」
ゴドフスキ:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（11分58秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「組曲 作品23から 第5楽章」
コルンゴルト:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー、（バイオリン）ジョゼフ・シルヴァースタイン、（バイオリン）ハイメ・ラレード、（チェロ）ヨーヨー・マ
（8分31秒）
＜Sony Classical 88725459972＞
「カンタータ第147番「心と口と行ないと生活」から 主よ、人の望みの喜びよ」
バッハ:作曲
マイラ・ヘス:編曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（3分40秒）
＜Sony Music Labels SICC 30251＞
「カンタータ第208番「狩りだけが私の喜び」から 羊は安らかに草をはみ」
バッハ:作曲
エゴン・ペトリ:編曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（5分00秒）
＜Sony Music Labels SICC 30251＞
「マズルカ 嬰ハ短調 作品50第3」
ショパン:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（4分30秒）
＜Sony Music Labels SICC 30251＞
「イ調のセレナード」
ストラヴィンスキー:作曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（13分36秒）
＜コロムビアミュージックエンタテインメント COCQ-84258＞
「ザ・マン・アイ・ラブ」
ガーシュウィン:作曲
アール・ワイルド:編曲
（ピアノ）レオン・フライシャー
（2分56秒）
＜Bridge Records BRIDGE 9429＞
とあるサイトからたどり着きました。
レオン・フライシャー亡くなってしまいましたね。。。
私もこのラジオ番組聴いてました。
レオン・フライシャーの弾く「カンタータ第208番「狩りだけが私の喜び」から 羊は安らかに草をはみ」は気に入りってます。
フライシャーが苦しみの果てに到達した境地が表現されてる演奏ですね。
https://youtu.be/GyOEOuUPvM0?t=4
by sizu/tie (2021-08-20 08:54)
sizu/tieさん，コメントありがとうございます。
確かに滋味深い演奏だと思います。作為が全く感じられず素直に入って来ます。
by Enrique (2021-08-23 06:37)