あがりの原因と具体策 [メンタル]
あがりを克服できていない人間が書いていますが,先日あげたカトー・ハヴァシュさんの本(今井・藤本訳)から,楽器演奏に関する共通事項はそのままに,ヴァイオリンの技術に関わるところは,なるべくギターに翻訳して,私が感じるところをざっと挙げてみたいと思います。
メンタル面の改善(その8)~右脳・左脳とのからみ~ [メンタル]
右脳・左脳の働きというと,従来は,創造脳と言語脳で音楽や絵は右脳などと言われましたが,そう単純でもないのだそうです。ガルウェイのインナーテニスが考え出されたのは70年代でしたから,まだ脳研究は進んでいなくて,右脳・左脳の働きなんて考え方そのものがまだ無かったのではないでしょうか?それでも医学研究とは独立に彼の考え方が生き残っているということは,やはりそれなりの効能があるということなのでしょう。
メンタル面の改善(その7)~パフォーマンスは足し算引き算~ [メンタル]
「本番では練習時の良くて半分,普通は3割程度の力しか出ないから,そう思って普段の練習を。」と,これは良く言われる事です。だから,本番のプレッシャーの中で完璧に弾きこなすプロの技は超人的だとも。
本当でしょうか?精密な話で無いのは分かっていても,妙にこの言葉に縛られています。この原則?は大ざっぱにでも本質を突いているのでしょうか?私は,これはちょっと違うのではないかな?思っていましたが,インナーゲーム論に触れて,この「何割」という見積もりは違うと確信しました。この評価は,アガル人にとっては大変惨いものです。
メンタル面の改善(その6)~妨害から逃れるあの手この手~ [メンタル]
セルフ1からの妨害に対してセルフ2の潜在能力を解き放つ方法論として,例の本の中にあった記憶にあるものを書いて見ます。「なるほど」と納得出来る事柄は忘れないでしょうから,覚えているものの方が私にとっては有用な情報なのでしょう。これは人によって変わるとは思います。順不同で思い出した順番で。