物もち

当方は「物もちが良い」と思っています。

亡兄が，高価なものでも直ぐにダメにしたり失くしたりする人だったのが反面教師になっているのか，かなりの（戦中戦後モノが無かった時代を生きた）年寄りレベルで物もちが良い方だと思っています。

モノを捨てるのに抵抗があります。
特に，まだ使えるものを捨てる気がしません。

そのものが生み出されるために掛かった人々の時間やコスト，むろんそれに対して支払った自分のコストも考えます。「ケチな奴」だと思われても気になりません。

むろん，それを維持管理するための場所や時間が無駄になるような耐久消費財などの場合は，捨てるという選択もします。また，タダでもリサイクルショップで引き取って貰えば，捨てるよりも気分は良いものです。以前「ソ」の音が出なくなった電子ピアノはそうしました。クルマは18年乗っていますがマダマダです。

さて，身の回りで，長く使っているものの例としては。。。
独身時代に買った包丁。

半世紀近く使っているステンレス製の万能包丁

ステンレス製の万能包丁ですが，２枚のステンレス薄板で薄い鋼がサンドイッチされていて，錆びなさと切れ味が両立されています。高価なものではありませんが優れものでした。研ぎ痩せして，新品時代よりも１センチ程度スリムになっていますが，同じように使っても，まだ40年や50年はもちそうです。

コメント 2

>新品時代よりも１センチ程度スリム
使い込んでいらっしゃるのですね。
私も、物はなかなか捨てられません＾＾；
by アヨアン・イゴカー (2024-02-09 13:32) 

アヨアン・イゴカーさん，
永く使い込んだものの方が愛着が湧きます。
不要物であっても，理由つけないと捨てられません。
by Enrique (2024-02-09 14:19)