作業スペースの確保〜その12〜 [雑感]
作業スペースは暫定的には完成していますが，ちょこまかやっています。今回は換気です。
何分スカスカですので，換気も何もあったものではなく，むしろ蚊対策です。
どういうことかというと。。。
何分庭に接した場所，隣り合わせた荒れた空き地（その前は田んぼで蛍も出たものですが）は現在は造成されて水たまりも無く，以前よりかなり減ったもののしっかりと蚊は生息しています。アメリカの田舎では20年以上前からプロパンガスと誘引剤を使った大きな蚊取機をバックヤードに置くのが普通ですが，日本で見たことはありません。アメリカ人はバーベキューが大好きですから，蚊対策は相当に大きな課題です。敷地内に赤外線センサーを張り巡らして侵入してくる蚊をレーザーで撃ち落とすという，防衛網さながらのシステムは実用化したのかどうか知りませんが，当家のミクロなスペースでは全く実用的ではありません。
日本の風土では，ちまちまと蚊取り線香を焚くのが最も効果的かもしれません。
中国製の電撃ラケットは，有効かつストレス解消になりますが，蚊が来るたんびにこれを振り回していたら仕事になりません。
蚊取り線香を焚きながら作業したのが，換気扇取り付け工事です。これは並の換気扇ではありません！いや用いるのは普通のものですが，逆に使うのです。
？？？
普通の換気扇は室内の空気を外に吐き出します。そのため，室内は室外よりも負圧になります。
この換気扇は，逆に室外の空気を取り入れてやるので，室内は若干室外よりも正圧になり，すべての隙間からは外に向かって風が吹き出します。
作業するあたりに通気口を出しておきます。
蚊は風に弱いです。
少しでも風がそよいでいると狙い通りやって来られません。彼女らの飛翔力では微風でも逆らっては飛べないのです（その代わりというか，空気の粘性で人にまとわりついて外から屋内に入ってきますが）。
夜，酒を飲みながら１時間くらい過ごしてみましたが，蚊の来訪は全くありませんでした。蚊取り線香の匂いが残っていたからかも知れないので，今後，効果のほどをさらに確認していきます。
何分スカスカですので，換気も何もあったものではなく，むしろ蚊対策です。
どういうことかというと。。。
何分庭に接した場所，隣り合わせた荒れた空き地（その前は田んぼで蛍も出たものですが）は現在は造成されて水たまりも無く，以前よりかなり減ったもののしっかりと蚊は生息しています。アメリカの田舎では20年以上前からプロパンガスと誘引剤を使った大きな蚊取機をバックヤードに置くのが普通ですが，日本で見たことはありません。アメリカ人はバーベキューが大好きですから，蚊対策は相当に大きな課題です。敷地内に赤外線センサーを張り巡らして侵入してくる蚊をレーザーで撃ち落とすという，防衛網さながらのシステムは実用化したのかどうか知りませんが，当家のミクロなスペースでは全く実用的ではありません。
日本の風土では，ちまちまと蚊取り線香を焚くのが最も効果的かもしれません。
中国製の電撃ラケットは，有効かつストレス解消になりますが，蚊が来るたんびにこれを振り回していたら仕事になりません。
蚊取り線香を焚きながら作業したのが，換気扇取り付け工事です。これは並の換気扇ではありません！いや用いるのは普通のものですが，逆に使うのです。
？？？
普通の換気扇は室内の空気を外に吐き出します。そのため，室内は室外よりも負圧になります。
この換気扇は，逆に室外の空気を取り入れてやるので，室内は若干室外よりも正圧になり，すべての隙間からは外に向かって風が吹き出します。
少しでも風がそよいでいると狙い通りやって来られません。彼女らの飛翔力では微風でも逆らっては飛べないのです（その代わりというか，空気の粘性で人にまとわりついて外から屋内に入ってきますが）。
夜，酒を飲みながら１時間くらい過ごしてみましたが，蚊の来訪は全くありませんでした。蚊取り線香の匂いが残っていたからかも知れないので，今後，効果のほどをさらに確認していきます。
なんだか大掛かりな工事ですね。いつもすごいなあと思って拝読していますが、こういうことができる空間あってこそなのでうらやましいです。我が家はちょっとしたDIYもやりにくいです。（ベランダなら可能だと思いますが）、NHKのちょっと前の連続ドラマを最近になって見て興味を持ったのが「組手什（くでじゅう）」というもの。本棚とか作ってみたくなりました。
https://forest-style.jp/news/001102.html
by Cecilia (2022-06-14 04:41)
Ceciliaさん，ガレージとか使えると本格的なものになるのでしょうが，これは物干場の活用です（それでも一軒家のメリットでしょうか）。
換気扇の取付そのものは簡単な工事です。構想１ヶ月，実行1時間というところでしょうか。
＞「組手什（くでじゅう）」
そのようなものがあるのですね。知りませんでした。
おそらく日本に古来からある「組み手」が簡単に出来る仕組みを取り入れて「什器」を作るので，そのようなネーミングにしたのでしょう。
by Enrique (2022-06-14 06:12)
凄いですね、この換気扇作戦、逆の発想。
確かに、移動している時は刺されないので、しゃがんだりしている時も身体を動かすようにしていますが、蚊は刺します。動きが止まった瞬間に刺すのでしょうね＾＾；
by アヨアン・イゴカー (2022-06-14 10:26)
蚊が風に弱い事を知りませんでした。
蚊の生態を知らなければ思いつかない事ですね。おそれいりました。
1時間しても蚊が来ないので、大成功ですね。いい事を教えてもらいました。
by 風神 (2022-06-14 10:49)
アヨアン・イゴカーさん，風が淀んでいるところで活動するでしょうね。全身エアーシャワーを浴びていれば大丈夫なはずですが，弱い風では，まとわりついて風の留ったところ（動きの少ないところ）に潜んで刺す可能性はありますね。
身体にまとわりついて来ますが。そのくせ叩こうとすると，するりとかわします。これは当人（虫）の飛翔力というよりもおそらく風圧で吹き飛ばしているのでしょう。その点，中国製の電撃ラケットは百発百中でストレス解消にはなりますが，いちいち準備してはたくのはメンドウクサイですね。
by Enrique (2022-06-14 13:21)
風神さん，
吸気口への突撃隊が居れば別です。ただ誘引物質も無いのに，わざわざ吸い込まれにくる蚊がいる確率はごく低いと思いますが，もし吸い込まれて入ってくるようだと網をつけないといけません。
まだまだ油断なりません。
エアーシャワーの中で作業している分には良いですが，出入りなどで紛れ込んでしまった蚊が居る場合の処置などですかね。
by Enrique (2022-06-14 13:23)
発想も手際もお見事ですね～～
弟子入りしたいです。
by gonntan (2022-06-14 23:21)
gonntanさん，ありがとうございます。
親方勤まるかどうかあまり自信ありません（笑）。
by Enrique (2022-06-15 07:05)
新鮮なアイディアが途切れずに次々登場して、工作スペースもますますグレードアップしていきますね
加圧式無菌治療室のイメージでしょうか
上手く機能すると、多少の隙間がある空間に最適の防蚊システムとして認知されるかもしれませんね
by ロートレー (2022-06-15 13:21)
ロートレーさん，
＞加圧式無菌治療室
確かにそれがお手本ですね。「逆換気扇」の内圧と隙間との兼ね合いが上手くいけば良いのだろうと思います。
隙間をなくせば，蚊は入らないわけですが出入りで入る可能性があります。内圧が十分高ければ出入りでも入って来られない道理です。
by Enrique (2022-06-16 06:14)