芳志戸幹雄さんのNHKテキストの記述から〜つづき〜 [雑感]
こちらで,故・芳志戸幹雄さんが書いていた予言的な記述を紹介しました。
今回はそのつづきです。
やはり76年の4月からのNHKテキストのコラム欄に,芳志戸さんは,ホセ・トマース*に師事するためスペインに渡ったときのエピソードに関する記述があります。
当時の大家たちに比べたら,余り知名度は高くありませんし,その演奏を聴いた記憶もありません。演奏家としてよりも,ギター教師としての側面の方が大きかったのかもしれません。彼の直接の弟子として,現在有名どころにデイヴィッド・ラッセルがいます。ブリームが亡くなり,ジョン・ウィリアムスが引退して久しい現在のギター界にあっては,大御所と言えるでしょう。
現在YouTubeで少しですが,ホセ・トマースの演奏を聴くことができます。当時としては非常に真っ当な演奏だったという事が分かります。芳志戸さんが目指した師の姿を見る気がします。
当時の私には,「かっこいい芳志戸さんが,何かスペインのいかついおじさんに習いに行ってるなー」くらいの印象でしたが,なかなかどうして,ここにも芳志戸さんの慧眼があったのでしょう。
*「ホセ・トマス」,「ホセ・トーマス」等の表記がありますが,ここでは芳志戸さんの表記「ホセ・トマース」を使いっています。
今回はそのつづきです。
やはり76年の4月からのNHKテキストのコラム欄に,芳志戸さんは,ホセ・トマース*に師事するためスペインに渡ったときのエピソードに関する記述があります。
当時の大家たちに比べたら,余り知名度は高くありませんし,その演奏を聴いた記憶もありません。演奏家としてよりも,ギター教師としての側面の方が大きかったのかもしれません。彼の直接の弟子として,現在有名どころにデイヴィッド・ラッセルがいます。ブリームが亡くなり,ジョン・ウィリアムスが引退して久しい現在のギター界にあっては,大御所と言えるでしょう。
現在YouTubeで少しですが,ホセ・トマースの演奏を聴くことができます。当時としては非常に真っ当な演奏だったという事が分かります。芳志戸さんが目指した師の姿を見る気がします。
当時の私には,「かっこいい芳志戸さんが,何かスペインのいかついおじさんに習いに行ってるなー」くらいの印象でしたが,なかなかどうして,ここにも芳志戸さんの慧眼があったのでしょう。
*「ホセ・トマス」,「ホセ・トーマス」等の表記がありますが,ここでは芳志戸さんの表記「ホセ・トマース」を使いっています。
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