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楽譜への書き込みについて [演奏技術]

基本的な事ながら,いまだに試行錯誤中です。

運指はもちろんですが,レッスン時の指摘事項や自分で気づいた事は直ぐに書き込んでおく様にはしています。

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赤ボールペンで書き込み
使用する楽譜はなるべく,出版譜の購入品を使いますが,手に入らないものとか編曲(は余りしませんが,直しが酷くなった場合など)の場合は,ノーテーションソフトを使って書き直します。

現在暗譜演奏は諦めていますので,最後まで付き合う事になる楽譜はキレイにしておくのが儀式のようになっています。当方の娘などはピアノで何枚もつなげたコピー譜を演奏の途中でめくったり,アクロバットの様な事をやっていますが,運動神経の悪い彼女がよくできるものだと感心します。運動神経の悪さのおおもとである当方の場合,なるべく見易くて,譜めくりも最低限で済む様に考えます。出版譜でも,ソフトで自動的に譜割りしたようなものだと使いにくくてダメですので自分で作ります。

手書きに凝った時期もありますが,現在ではやはりノーテーションソフトを使うのが常道です。如何に自動の譜割の手直しが少なくて済むかがアプリケーションソフト選びのポイントになります。むろんソフトのお値段の問題もありますが。作った譜面をプリントアウト,それも連量90kgくらいの厚手の紙にしています。また,真っ白だと目が痛いのでクリームっぽいものが理想なのですが,ちょうど良い厚みと色の用紙入手は案外難しいものです。

譜面の電子化に凝った事もありますが,現在紙媒体に戻っています。特に困ったことがあったわけでも無いのですが,長年の習慣に戻ってしまったのかもしれません。大量の譜面を持ち歩かなくて良い反面,1枚の譜面であってもわざわざ電子機器を持ち歩くのは却ってメンドウというのはあります。現在,pdfなどの電子データで入手・購入したものでも,紙にプリントアウトして使っています。

本題の書き込み問題ですが,ペーパーレス電子化からの帰還には書き込みの問題もあったかも知れません。iPadの場合ですと,pdfの上にApple Pencilを使って書き込める訳です。消す事もできるのは便利である反面,何やらテキトーになってしまいます。1回きりの会議のメモ程度ならば便利ですが,繰り返し使う譜面としてはイマイチです。落書きの様に軽すぎます。

プリントアウトした楽譜でも,手書きの書き込み情報の方が重要です。むろん電子データの方は残していても,書き込みをした紙の楽譜を残す事になります。結局ペーパーレス化にはならないのでした。

手書きでの書き込みでは,アナログ的な配慮も必要です。その一つが筆記具です。練習やレッスンの途中にさっとキレイに書けるものでないとストレスが溜まります。しっかりした譜面台で赤ボールペンで書く事にしています。現在使っているのがぺんてるのピクーニャEXです。これは黒・赤・シャーペンの3種類がセットで便利で,特に黒インクの調子は良くて(軽く書けて濃く)好きなので,愛用しているのですが,赤のインクは余り良くありません。赤が軽くくっきり出るものを探しています。むろん書き込みをする練習時の譜面台はしっかりしたものでないとイヤですが。

ぺんてる 多機能ボールペン ビクーニャEX BXW1375A ブラック

ぺんてる 多機能ボールペン ビクーニャEX BXW1375A ブラック

  • 出版社/メーカー: ぺんてる
  • 発売日: 2017/07/20
  • メディア: オフィス用品

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