長かろうと 短かろうと～ [ストレス蓄積と発散の日々]
わが人生に 悔いはない～
たしか，こんな歌詞がありました。
歌っていたのは石原裕次郎（1987年52歳没）。死後に発表された曲との事です。
私の周りにも早世した人が結構います。
長姉が10歳，兄が53歳などですが，会社時代の同僚2人はいずれも30代で，大学時代からの友人1人が58歳，昨年記事に上げた当方の自動車損保の担当者は48歳などでした。
平均寿命が延びている中で，年齢が若いと目立つのかもしれませんし，後になって思うだけの事かも知れませんが，早世した人たちには死に急ぐ様な何かがあったような気もします。
大学時代からの友人は，大手電機機器メーカーに勤めた後，地元に戻って高校の教員になりました。50歳前後の頃でしょうか，時折電話を掛けてきては，「しんどいわー」，「やる気なくなったー」とか弱音を吐いていました。「会社よりは良いだろう？」，「定年まで，がまんがまん」と，なだめることが何度か。学生時代は，どちらかというと末子の当方より長子の彼の方が兄貴分という感じでしたが，それが逆転した感じでした。山が好きで健脚，高校教職員としても競技に参加したりしていたようで，その様子をブログなどを書いていましたが，「山へ行く体力が無くなった」という記事を残していました。単に加齢によるものかと思っていたのでしたが，定年まで持ちませんでした。きっと，人生の虚しさを感じていたのではないか？などと，訃報を聞いてから，その頃単に彼をなだめすかしていた自分に罪悪感を持ったものでした。
会社時代の同僚2人の場合，一人は年齢的に少し先輩，もう一人は少し後輩でした。
何分10人ほどのプロジェクト内で2人が亡くなるというのもキビシイものです。先輩格の一人は，大手通信機メーカーから地元にUターン転職，仲良くしてもらいました。非常に良い人で，決して人を悪く言ったりたり声を荒立てたりはせず，いつもニコニコしていました。プロジェクトでは中核的でもあったため仕事上のストレスは小さくなかったと思います。それに加え，奥様やお婆様など家庭の状況も知っていましたが（奥様も大変良い人でしたが），家庭でも（必ずしも）もう必要とされなくなったのでは？と思われたものです。
後輩格のもう一人は，都内の国立大院卒のエリートで，ラグビーもやっていた体力自慢でした。彼と一度渓流釣りに行った事があります。私を数百匹ものアブが襲い，顔といい，皮膚の出ている腕といい手の甲といい，ボコボコになってしまいましたが，すぐ隣の彼には殆ど付きませんでした（胸に２，３匹止まった程度）。殆ど払う必要もなく涼しい顔でした。不思議でしたが，生命反応？が低かったのかな？などと後から思うのですが，その２，３年後，忘年会の温泉で急逝してしまったのでした。ラグビーや釣りなどでそこそこストレス解消はしていたのだろうとは思っていましたが。
昨年の損保会社の担当者の場合は，娘のもらい事故関係で，沢山のアドバイスをもらいました。10-0では0の方のこちらの会社は介入できないにもかかわらず，日夜問わずケータイでの問い合わせに出てくれ，的確なアドバイスをもらいました。死後お母様から伺ったのは，公私ともに実に沢山の仕事を引き受けていたとの事でした。
彼らに共通するのは，
・良い人
・公私にわたるストレス
・仕事やその他の活動のやりすぎ
などでしょうか。
後輩格にあたる彼の場合もストレスがメインだったと思うのですが，何か生命反応の低さを感じて，予防対策出来なかったものかと悔やまれます。
仮に仕事でストレスがあっても，家庭に帰って解消されれば良いのでしょうが，仮にもしそうでもなかったら，行先は。。。
長かろうと短かろうと～
わが人生に悔いはない～
長い人は細く長く生きているのでしょうし，短い人はその分高い密度で人生を燃焼し尽くしたのかも？と，ふと思ったのでした。
たしか，こんな歌詞がありました。
歌っていたのは石原裕次郎（1987年52歳没）。死後に発表された曲との事です。
長姉が10歳，兄が53歳などですが，会社時代の同僚2人はいずれも30代で，大学時代からの友人1人が58歳，昨年記事に上げた当方の自動車損保の担当者は48歳などでした。
◆
平均寿命が延びている中で，年齢が若いと目立つのかもしれませんし，後になって思うだけの事かも知れませんが，早世した人たちには死に急ぐ様な何かがあったような気もします。
◆
大学時代からの友人は，大手電機機器メーカーに勤めた後，地元に戻って高校の教員になりました。50歳前後の頃でしょうか，時折電話を掛けてきては，「しんどいわー」，「やる気なくなったー」とか弱音を吐いていました。「会社よりは良いだろう？」，「定年まで，がまんがまん」と，なだめることが何度か。学生時代は，どちらかというと末子の当方より長子の彼の方が兄貴分という感じでしたが，それが逆転した感じでした。山が好きで健脚，高校教職員としても競技に参加したりしていたようで，その様子をブログなどを書いていましたが，「山へ行く体力が無くなった」という記事を残していました。単に加齢によるものかと思っていたのでしたが，定年まで持ちませんでした。きっと，人生の虚しさを感じていたのではないか？などと，訃報を聞いてから，その頃単に彼をなだめすかしていた自分に罪悪感を持ったものでした。
◆
会社時代の同僚2人の場合，一人は年齢的に少し先輩，もう一人は少し後輩でした。
何分10人ほどのプロジェクト内で2人が亡くなるというのもキビシイものです。先輩格の一人は，大手通信機メーカーから地元にUターン転職，仲良くしてもらいました。非常に良い人で，決して人を悪く言ったりたり声を荒立てたりはせず，いつもニコニコしていました。プロジェクトでは中核的でもあったため仕事上のストレスは小さくなかったと思います。それに加え，奥様やお婆様など家庭の状況も知っていましたが（奥様も大変良い人でしたが），家庭でも（必ずしも）もう必要とされなくなったのでは？と思われたものです。
後輩格のもう一人は，都内の国立大院卒のエリートで，ラグビーもやっていた体力自慢でした。彼と一度渓流釣りに行った事があります。私を数百匹ものアブが襲い，顔といい，皮膚の出ている腕といい手の甲といい，ボコボコになってしまいましたが，すぐ隣の彼には殆ど付きませんでした（胸に２，３匹止まった程度）。殆ど払う必要もなく涼しい顔でした。不思議でしたが，生命反応？が低かったのかな？などと後から思うのですが，その２，３年後，忘年会の温泉で急逝してしまったのでした。ラグビーや釣りなどでそこそこストレス解消はしていたのだろうとは思っていましたが。
◆
昨年の損保会社の担当者の場合は，娘のもらい事故関係で，沢山のアドバイスをもらいました。10-0では0の方のこちらの会社は介入できないにもかかわらず，日夜問わずケータイでの問い合わせに出てくれ，的確なアドバイスをもらいました。死後お母様から伺ったのは，公私ともに実に沢山の仕事を引き受けていたとの事でした。
◆
彼らに共通するのは，
・良い人
・公私にわたるストレス
・仕事やその他の活動のやりすぎ
などでしょうか。
後輩格にあたる彼の場合もストレスがメインだったと思うのですが，何か生命反応の低さを感じて，予防対策出来なかったものかと悔やまれます。
仮に仕事でストレスがあっても，家庭に帰って解消されれば良いのでしょうが，仮にもしそうでもなかったら，行先は。。。
◆
長かろうと短かろうと～
わが人生に悔いはない～
長い人は細く長く生きているのでしょうし，短い人はその分高い密度で人生を燃焼し尽くしたのかも？と，ふと思ったのでした。
いろいろ考えましたが、結局コメントできませんでした。＾＾；
by よしあき・ギャラリー (2023-07-05 06:14)
よしあき・ギャラリーさん，
コメントしにくい記事で恐縮です。
by Enrique (2023-07-05 06:43)
やはりストレスが溜まる事が、大きな要因なんでしょうかね。
知らず知らずのうちに、ストレスを溜めるのが怖いんでしょうね。
私みたいに体に表れる(胃炎になる）方が、マシなんでしょうねきっと。
by 風神 (2023-07-05 17:35)
人生とは哀しいものですね。振り返るといろいろな人とすれ違いましたが、結局一人になるように思います。
by ヒゲジイジ (2023-07-06 22:12)
何が良いのか良くないのか
後になってみないとわからないのかも
いろいろと考えさせられますね～！
by プー太の父 (2023-07-09 13:38)
風神さん，
たぶんストレスが一番悪いのだろうと思います。
命を縮めてしまわないようコントロールが肝心ですが，そう簡単にはいかないのが世の常。
by Enrique (2023-07-09 14:46)
ヒゲジイジさん，
結局は一人で生まれ一人で死んでいくものですが，今生の別れは辛いものです。
by Enrique (2023-07-09 14:48)
プー太の父さん，
そうですね。後になって「あれがきっかけだったか」というのはその後関連づけて考えているだけです。日頃の何気ない事象，何もなければ忘却の彼方かもしれませんが。
by Enrique (2023-07-09 14:57)