訃報2件 [雑感]
1件は佐藤弘和さんです。
昨年の暮れにガンで亡くなっていました。
弾き易く,きれいな曲を作る方でした。
サウスポーなので,雑誌の写真など見ても直ぐに氏だと分かりました。
個人的なお付き合いはありませんでしたが,氏のオリジナル作品や編曲作品を少し弾かせてもらいました。
ピアノでいったら,W.ギロックのような方。氏が教育学部出身であることと,関係なくはないでしょう。もちろん,村治佳織さん用の編曲作品など,本格的なものもあります。
氏のブログでは,暗譜の重要さなどについてもうかがいました。
◆
やはり昨年の暮れに学生時代の友人が亡くなりました。
その事を年明けに他の友人から聞いたのでした。妻が電話を取っていたので,半信半疑だったものが,別の友人からも連絡が入り,はからずも確認する事になってしまいました。
ガンで2年あまり自宅で闘病していたとの事。遠く離れた地だと言うこともあり,知らずにいました。山が好きで,割と最近まで山日記の様なブログを投稿していました。「体力が。。。」という記事を読んだ記憶がありますが,単なる加齢のせいだろうとばかり。学生時代渓流釣りをしたときは,釣りの腕もさることながら,圧倒的な健脚について行けず,ポイントの先行を許していました。
彼とはまた離れたところに居る別の友人とは彼に関する思い出話をしました。
同級生の死を受け入れるのはなかなかつらいものです。近くの山に来た時逢おうという約束が果たせずじまいになってしまいました。世の無常を感じます。
佐藤氏に至っては我々よりずっとお若かった。
早世した方々にお悔やみ申し上げます。
2017-01-30 10:00
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コメント(4)
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佐藤弘和さんのことびっくりしました。とても残念です。現代ギターに連載されていた氏の楽譜から何度も使わせていただきました。最近は曲集「昔の歌 ギターのための22章」に所収の「アメイジング・グレイス」をよく弾いていましたのに・・・。
by 夢笛myu (2017-01-30 12:39)
夢笛myuさん,佐藤弘和さんの件は本当に残念なことです。
現代のギター奏者で,弾き易い素敵な楽曲を提供してくれる大変貴重な存在だったと思います。著作権に関しては殆ど放棄されていたようです。なぜこういう方に限って早く亡くなるのかと。ほんとに。
by Enrique (2017-01-30 18:39)
佐藤弘和さんは存じ上げませんが、Enriqueさんにとって
とても大切な方だったのでしょう
そして同級生のお友達の事、今年訃報を伝え聞き
とてもショックを受けました。
近くの山に来た時が、叶わなかったのですね
心よりお悔み申し上げます。
by majyo (2017-01-30 18:47)
majyoさん,nice&コメントありがとうございます。
佐藤弘和さんは,むしろ私がそれほど知らないくらいで,クラシカルギター関係の皆さんは,直接間接にお世話になっています。
同級生の方もショックでした。山関係のブログがぱったり止まっていましたが,まさかガンとは。しかし,部位や進度にもよりますが,ガンから復帰している人も何人もいましたし,同級生で他界した人は余りいませんでしたので。
by Enrique (2017-01-31 05:54)