自転車に乗れるようになる事と [雑感]
自転車に乗れるようになったプロセスを思い出してみます。
むろん,それは他の技術の習得(ここではギター演奏)について考察してみるためです。
自分の事は忘れていても,子供や孫の事なら割合最近の事として思い出されるかもしれません。ある時何かのきっかけを掴んで突然乗れるようになります。一種のシンギュラリティです。そして,一旦乗れるようになったら決して乗れなくはなりません。だんだん乗れるようになったり,だんだん乗れなくなったりという事はありません。
面白(くな)い事に,ギターの演奏の場合,昔コケながら弾いていた曲を引っ張り出すと,そんな記憶が戻るようです。アタマ(の新皮質)で更新していても,どうも肉体の記憶は深いところ(旧皮質?)にあるようです。それが中々厄介ですので,あまり引っ張り出さないのが得策ではあるのですが,ついついやると,一瞬で何十年もバックしてしまいます。どうも自転車に乗れてない状態にバックしてしまうようです。
あえて,自転車の分析をしてみますと,ハンドリングを含めバランスを取る事とペダルでこぐ事という二つの要素があり,いきなり二つを同時にやろうとすると虻蜂取らずになって,却って習得に時間が掛かるという事のようです。現在,ペダルの無い練習用の自転車があるそうで,これを使ってまずバランスを習得すれば,普通の自転車は直ぐに乗れるようになるのだそうです。何分,昔私らの頃はいきなり普通の大人のでかい自転車でコケてけがをしながら習得したものでした。「補助輪は却ってダメよ」とも言われたものですが,確かにペダリングだけは出来ても肝心なバランス習得が疎かになったわけです。
バランス感覚がつかめない時は,体にムダな力が入って,マトモなコントロールが出来なかったわけです。
余分な力を抜くと楽に乗れるようになることを体(旧皮質?)が覚えたのでしょう。
昔い弾いた曲を引っ張り出す際は,(自転車に乗れていなかった?)悪い記憶をしっかりケアしながらやり直さないといけないので,却って時間が掛かりそうです。
むろん,それは他の技術の習得(ここではギター演奏)について考察してみるためです。
自分の事は忘れていても,子供や孫の事なら割合最近の事として思い出されるかもしれません。ある時何かのきっかけを掴んで突然乗れるようになります。一種のシンギュラリティです。そして,一旦乗れるようになったら決して乗れなくはなりません。だんだん乗れるようになったり,だんだん乗れなくなったりという事はありません。
面白(くな)い事に,ギターの演奏の場合,昔コケながら弾いていた曲を引っ張り出すと,そんな記憶が戻るようです。アタマ(の新皮質)で更新していても,どうも肉体の記憶は深いところ(旧皮質?)にあるようです。それが中々厄介ですので,あまり引っ張り出さないのが得策ではあるのですが,ついついやると,一瞬で何十年もバックしてしまいます。どうも自転車に乗れてない状態にバックしてしまうようです。
◆
あえて,自転車の分析をしてみますと,ハンドリングを含めバランスを取る事とペダルでこぐ事という二つの要素があり,いきなり二つを同時にやろうとすると虻蜂取らずになって,却って習得に時間が掛かるという事のようです。現在,ペダルの無い練習用の自転車があるそうで,これを使ってまずバランスを習得すれば,普通の自転車は直ぐに乗れるようになるのだそうです。何分,昔私らの頃はいきなり普通の大人のでかい自転車でコケてけがをしながら習得したものでした。「補助輪は却ってダメよ」とも言われたものですが,確かにペダリングだけは出来ても肝心なバランス習得が疎かになったわけです。
ストライダー スポーツモデル (STRIDER Sport) 12インチ 本体 レッド 日本正規品
- 出版社/メーカー: ストライダー
- 発売日: 2018/05/11
- メディア: おもちゃ&ホビー
◆
昔い弾いた曲を引っ張り出す際は,(自転車に乗れていなかった?)悪い記憶をしっかりケアしながらやり直さないといけないので,却って時間が掛かりそうです。
こんにちは。
私も記憶を辿れば、ある日突然自転車に乗れました。
狭い場所で練習していたのを、広い場所に変えた途端一発で乗れました。
おそらく、何処かにぶつかるという恐怖心が無くなったからだと思っています。そして仰るように、一旦乗れるようになると、乗れなくはなりませんね。
ギター演奏の場合は、そうもいかないんですね。
弾けた所に戻るのではなくて、弾けてない所へ戻ってしまうんですね。
by 枝動 (2022-04-04 12:01)
枝動さん,
自転車に乗れるようになる直前というのは,ほぼ臨界点に達していて,最後ちょっとしたキッカケで乗れるようになります。スキーだとかスケートだとかも程度問題あっても共通だと思います。まずい記憶は快適な記憶に塗り替えられるのだと思います。
ギター演奏の場合は,力が抜けるとか,何かコツをつかむというのは共通の面もあります。しかし,すいすい乗れていた記憶に戻れば良いのですが,コケまくっていた記憶に戻ってしまうと,多分乗れていなかったまずい状態に戻るのだと思います。
by Enrique (2022-04-04 15:34)
自転車の練習で思い出すのは、コケるのが怖くてコケる方と反対方向にハンドルを切ってしまっていたという事ですね。
バランス感覚がつかめず、無駄な力が入り怖さもあって、正とは逆の事をやっていたようです。
ここでも、「脱力」が共通のキーワードですね。
by 風神 (2022-04-04 22:12)
風神さん,
体にムダな力が入っている事もあって,あわててハンドル動作を極端にやっても,結果的には反対の事をやってしまうのですね。
体を預けていれば良いものを,怖くて余計なことをしてしまうマズい例として引きました。
by Enrique (2022-04-05 13:00)
そうでしたね~
昔は子供用の自転車なんかそうそう買ってもらえなかったし、ママチャリもなかったので、大人用の大きくて重い自転車を三角乗りして、乗れるようになったのですから、子供って凄いポテンシャル持っているんですね~^^
by ロートレー (2022-04-05 22:26)
誰にも頼らず三日で乗れるようになったので余り苦労した記憶が無いです。
しかし楽器はリコーダーとハーモニカ以外は習得に苦労しました。
というより未だにまともに音を奏でられない楽器を二つも持っています(*´∀`*)
by U3 (2022-04-06 06:35)
ロートレーさん,
自転車に乗れる様になるというのは,何かちょっと大人になった気分だったものです。
昔はずいぶんと酷い事をしていたものですが,現在の様な合理的なやり方ならすぐに乗れる様になると思います。
by Enrique (2022-04-06 19:53)
U3さん,
自転車乗りは,遅かれ早かれ自分自身でコツを掴むことですので,人に頼っていてはダメですね。補助輪もダメとは昔から言われていました。
楽器は単に音が出ても,実際の楽曲が奏でるためには地道な努力が必要です。非常の多くのレベルがありますので,「自転車に乗れるようになった!」様に「楽器を弾ける様になった!」ということは無いでしょうね。
by Enrique (2022-04-06 20:02)
私は最初は、補助輪付の自転車でした。
そして、ある日
父に、「補助輪外して持っていてやるから
乗ってみな」
と言われ
そのまま、手を離されても乗ることが出来ました。
by 八犬伝 (2022-04-06 20:32)
八犬伝さん,
もうすでにバランス感覚は身についていたのでしょう。お父様がそれを見計らってそうされたのでしょう。
当方は5人目の子供で親も面倒くさくなったのか,一切手はかけなかったので自分で習得しました。乗れるようになっても昔は砂利道でしたので,石車に乗ってこけたことはあります。
by Enrique (2022-04-07 12:59)