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エアコンプレッサを買いました(続報1) [日常]

中古で入手したエアコンプレッサ。

現在本体以外のエアパーツ類の準備をしていますが,それもさることながら,大きな懸案は騒音対策です。コンプレッサ室を作って,閉じ込めてしまえば,余り気にはならないはずですが,剥き出しですと,とんでも無い音がします。

最近の静音型は2ピストンで上手く騒音を減らしている様ですが,原理的にピストンを動かして0.8MPaくらい(昔風に言うと8気圧)まで圧縮するので,その気圧差による騒音は激しいものがあります。同じ圧力操作をする装置でも,先日紹介の吸い上げの井戸ポンプなど,羽根車を回すブロワ式ですから仮に真空まで引いたって1気圧の差ですから静穏なものです。おまけにモーターは最新のインバーター制御なので,その動作音はおとなしいです。

激しい音を立てながらON/OFFする旧式のエアコンプレッサを活用・常用するには騒音対策が不可欠ですので,エアパーツ類を準備しながら,それをする事にしました。

まずは,エア・フィルタを取り付けました。ポンプ本体にカバーをかけてしまう前に行わないといけません。もともと付いていたレギュレータ(減圧弁・圧力調整弁)を外して,タンクとの間にこれを入れました。レギュレータを外したついでに,内部の掃除をしておきました。錆とホコリでかなり汚い事になっていました。供給されるエアに水分を含むことも原因でしょうから,今後は良くなることでしょう。丸々交換するか,潰れているOリングだけでも交換しておくべきなのですが,手持ちにサイズがないので,そのまま戻しました。フィルタとレギュレータが一体化しているものもありますが,本来異なった働きをするパーツですので,別に入れる事にします。これは,ゴミと水分を取り除くものです。

TRUSCO(トラスコ) エアフィルター TP-2720-8

TRUSCO(トラスコ) エアフィルター TP-2720-8

  • 出版社/メーカー: トラスコ中山(TRUSCO)
  • メディア: Tools & Hardware
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タンクとレギュレータの間にエア・フィルタ(兼ドレイン)を入れました。
うまくタンクとモーターの谷間に収まりました。
とりあえず,クルマのタイヤに空気を入れる事ができるようになりました。ただこれは,スタンドに行けばできる事なので,余り意味はありません。

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クルマのタイヤに空気が入れられます。
本命は塗装作業です。そのためもあって,今回エア・フィルタを入れました。いずれにしても常用するためには,激しい騒音の緩和を図らないといけません。騒音対策に関しては次回書きます。
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ぽちの輔

塗装用のエアーを作るのは大変ですね。
水分もそうですけど油分の除去をしっかりやらないと
奇麗な塗膜にならないと思います^^
by ぽちの輔 (2021-07-13 07:11) 

Enrique

ぽちの輔さん、コメントありがとうございます。
一応本体はオイルレス仕様で、レギュレータを分解してみた感触では、内部は水分による錆は認められましたがオイルが回ってはいませんでした。何分お安い本体ですから(オイル・トラップは本体よりも高価です)、油性塗料を使う想定でまずはゴミと水分除去かなと。取り付けるスペースもありませんので、状況見ながら検討します。
by Enrique (2021-07-13 12:24) 

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