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在宅勤務てん末 [日常]

今週から在宅をやっています。

職場まで近いので通勤にストレスはありません。
しかし遠かろうが近かろうが在宅率を上げないといけませんので,今週から在宅に入りました。

却って面倒なところもあります。
パソコンの使い勝手の問題,資料が全て電子化されているわけでもなく,更にその持ち出しの問題もあります。

出勤と同じようには出来ないなと,まあそう思っています。
不要不急の仕事も減らすべきだと思いますが,否応無しに従来通り求められる署名捺印の必要な書類なども来ます(肉筆サインと捺印は画像で貼り付けることにしています)。

受け身で聞いているだけの会議ならば良いのですが,こちらから発信しないといけない場合,webカメラが必要ですが,現在新規で購入するのは殆どムリな状態です。

私のMacBook Proにはカメラが付いていますが,これが余り画質が良くないので,200万画素のものを借りましたが,これがボケボケでMacBook Pro付属のカメラよりずっとオソマツなものでした。

Appleストアで高画質のものを見ると納期が8週間〜10週間*です。そこで考えたのが,webカメラの代用として,

①ビデオカメラを使う方法
②デジカメを使う方法
③iPhoneのカメラを使う方法

まず①を検討しました。手持ちのビデオカメラのHDR-MV1です。これは超広角なので写りこみはイヤですが,何分音質は最高です。SONY製のアプリでスマホにWiFi転送できるのでパソコンでも出来るかと思いきや,パソコン上のアプリではダメのようです(何故か対応していません)。結局これは,HDMIでカメラスルー画像を出す事は出来ても,これをUSB接続などでパソコンに取り込むにはインターフェースが必要です。もう一方のビデオカメラHDR-HC1は昔ならiLink接続でパソコンと,iLink=IEE1394=FireWire → Thunderbolt → USB-C でかろうじて繋がったのですが,どうも現在のOSが対応しないのか繋ながらなくなっています。ちょっと古い環境を使えば行けそうではありますが,そうすると今度は現在の会議用の新しいソフトを使うのが困難になりそうです。かといってwebカメラに使うためだけに新しいビデオカメラを買うのもアホらしいです。

②ですが,やはり当方の手持ちのものは,HDMIでカメラスルー画像が出るだけのようで,①のビデオカメラの場合と状況は同じ様です。やはりこれらをパソコンに取り込む場合,HDMIをUSBに変換するインターフェースが必要です。これらをwebカメラに流用するためだけに,2, 3万円するそれを購入する気は起きません。

最後は③です。iPhoneのカメラは私のiPhone7でさえ1200万画素のものが搭載されていますので,下手なデジカメやビデカメ?よりも高性能です。ハードウェアとしては素晴らしいこれがパソコン上で使えるかどうかが問題です。少なくともiPhoneもMacもApple製品ですし,iPhoneがMac上の外部カメラとして使えてもバチは当たりません。Macの新OSではどう使うのかよく分からない"SideCar"とかの機能でMacの画面をまるまるiPadに出したり出来るのですから,iPhoneのカメラ画像をMacの画面に出すなんて朝飯前のはずですが,これが出来ません。困ったものです。絵に描いた餅どころか「本物の自分の餅に手が届かない」という歯がゆさ。ネット検索して見ますと,iPhoneをwebカメラ扱いできるアプリがある様です。

4種類くらいありましたが,当方の環境で唯一使えそうなものがEpocCamというものでした。
かなり前からあった様ですが,殆どのダウンロードされなかった様なシロモノで,説明が大雑把,動画もありますが,ダウンロードとインストールの仕方のみの超簡略。こいつをMacBook Proで試したのですが,どうやってもダメ。インストールしてから,再起動をしないといけないのですが,そうするとあちこちにEpocCamのカメラマークがおできの様にくっついていますが,カメラを検索したまま繋がりません。こいつは新Mac OS(Mojave以降駄目の様,当方のは最新のCatalina)では使えない様です。試しに,HighCierraのMacでやって見ると割と調子よく繋がります。Windows 10でも行けます。やれやれ,またもや新Mac OSのせいでした。

遂に意を決して,MacOSのダウングレードを試みる事にしました。これは筆舌に尽くしがたい苦行です。それを書くのも面倒臭いですが,何故工場出荷時の状態にスムーズに戻せないのか不思議で仕方ありませんが,無理だとは決して言わず,あの手この手でダウングレードを困難にしてユーザーを諦めさせる戦略の様です。一番ひどいのは,一昼夜おいても「あと6分」から全く進まない正規の操作によるネットからのダウングレードインストール。Appleに問い合わせても,ネット接続の問題だからネットワークアダプタをリセットして見ろ,とか,「Appleからはそんな事象の連絡は無い」というばかり。アップグレードはあんなにスムーズに進むのに,ダウングレードは蜘蛛の糸が繋がっているのかどうかも疑問です。

忘備録のためにMacを工場出荷時の状態に戻す「正規の」方法を以下に書いておきますが,これは上で書いた通り最終的に動かなくなって実質上ムリな方法です。

・shift+option+⌘+R で再起動
・地球儀が出てネットから起動(数分)
・アップルマークで再起動
macOSユーティリティからディスクユーティリティを選択
・消去 “GUID”形式でフォーマット**
(全ての内蔵ディスクを表示させる必要あり:初期画面では消去出来なくなっている)
・消去終了後,
「macOSをインストール」を選ぶ
macOS Sierraの画面 →続ける
適格性などをチェックされる 続ける
契約同意
インストールするディスクを選択
消したディスクを選択 →インストール
「残り約6分」。

残り約6分.jpg
このまま,一晩置いても「あと6分」から全く進みません。

まあ安易なアップグレードは麻薬と同じです。一度やったら元に戻すのが困難です。よほどの時間の余裕と強い意志がないと出来ません。今週月曜から始まる在宅勤務向けに,土日2日間使ってやっとこさ別のHighCierraのMacで作ったUSBメモリ上のシステムで起動しています。

何をやろうとしていたのか忘れてしまいそうですが,
元はと言えば,

MacBook Pro内蔵のカメラがしょぼい。
        ⇩
高画質のカメラは注文殺到の様で,すぐには買えない。
        ⇩
iPhoneのカメラを流用したいが,正規機能には無い。
        ⇩
Appショップにあるアプリ(EpocCam)を用いて機能付加したいが,Mac新OSでは使えない。
        ⇩
MacOSをダウングレードしたいが,容易には出来ない(ほぼ不可能だがそうとは言わない)。


これからの教訓は,
・不要不急のOSアップグレードは怪我の元***
・特にMacが1台のみの方は決してアップグレードしてはダメ


こういう緊急時で在宅勤務しなければいけない時,特にIT機器やソフトに頼らざるを得ません。ハードの開発生産には時間がかかりますが,その点ソフトの開発にさほど時間は要しません。アップルさん,こんな時くらい,iPhoneをwebカメラに流用できるOSの機能かアプリくらい提供してもバチは当たらないと思うのですが。

それはそうと,苦労してiPhoneのカメラでやる在宅勤務ですが,どうも解像度はカメラの性能というよりも回線の情報量の様です。昨日参加した会議では,あちらからの全体像はボケボケの画像です。一人の顔が大写しになれば流石によく分かりますが,遠景や細部の確認はなかなかキビシイものがあります。こちらからの画像もどうなっているのやら。


*先週見た時は4週間〜6週間だったと思います。
**確かどこかでこれしかダメだとか言われた記憶があります。色々やったうちで「MacOS拡張(HFS+)」とか「APFS」の選択肢もあった様な気がします。OSによって変わって来ている様ですので余裕のある時によく調べておく必要があります。
***2日がかりでダウングレードしたOS上に翌日にはもう次のバージョンのOSへのアップグレード案内が来ています(危険)。
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Ujiki.oO

大変ですよね。短期間、短時間で準備することは無理がありますよね。
企業にサポート部隊が必要ですよね。
大学側も大変で、旧来(?)の常識を打破できない教員側の意識レベルの底上げが大変だし、生徒側の環境の構築が大変! もう全ての常識と言うのか、意識レベルの再構築が必要ですよね。 しかし平時だと誰も耳を貸しませんが、有事だからこそ、夏場の庭先の蟻のように行進しますかね。 日本人は歩調を合わせて軍隊の行進のように電車で移動し、地下道を進む民族ですから、インターネットを利用した遠隔行動も、今の有事だからこそのチャンスだと存じます。

 それにしても恐ろしいのは隣国のマフィア的な共産主義です。
1. 既に治療薬を準備した後の武漢肺炎ウィルスの故意的拡散の実行。
2. 自国民を含めて、香港や台湾の破滅を画策する。
3. 共産党幹部の臓器移植を最優先し、武漢肺炎で死亡した自国民(?)から臓器を秘密裏に摘出する。
4. 武漢の水道に治療薬を混入させ、耐性を強制的に上げて、終息させる。
5. 遠隔TV会議システムをハッキングし、AIで他国の軍の情報と他国の医療研究をモニターする。
6. 治療薬開発の話題を遠隔TV会議システムでハッキングし、キーマンに対して、色仕掛けと、金の力で、開発図面を盗む。 各国は多額の資金を注ぎ込んで開発するが、結果については横取りされる。
7. 各国の軍事活動を、軍事的な行動無くして、武漢肺炎の力で制圧し、領土を拡大する。

 遠隔TV会議システムの禁止をしないと、どんどん筒抜けとなって、盗まれますよね。 日本では、「開発が成功した!」と言うフェイクを故意に遠隔TV会議システム運用の前半に流す努力が必要です! 開発者のキーマンとして公安の担当者の名前を叫びましょう!!(笑)
by Ujiki.oO (2020-04-25 13:31) 

Enrique

Ujiki.oOさん,
「国民『一丸となって』新型ウィルスに打ち勝とう」という標語が飛び交っていますが,一丸となって一億玉砕にならない様努力をするのみです。一丸の一端かテレワークが奨励されました。当方の場合,出勤しても会議についてはTV会議になるので,在宅と大差ないかなと思い承諾しました。管理者には数値目標のためか歓迎されました。定年間際でこんな事になるとは夢にも思いませんでした。
元祖の中国では早々と(当初は中国国内のみ深刻な問題の扱い)収束してしまい,むしろ現在は逆輸入感染が広がっている状態でしょうか。当事国ながら他国に比べ余裕はあるでしょうから色んなことを画策するのでしょう。故意か過失か,香港の反中運動を抑えるどころか世界中に強烈な害悪を流してしまいました。
by Enrique (2020-04-26 06:12) 

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