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オチの話 [雑感]


関西の人は,話にオチが無いと,「なんやそりゃ」とずっこけるようです。
常々,関西の人と言うのは,元気があるし,英語でも関西弁でしゃべるし,国際性も強いのではないかなと思っています。過剰一般化かもしれませんが,私の個人的感想です。

Inspirations: Where Do Artists Get Their Ideas? by Topeka Library with CC

オチが必要というのは,仔細な話であっても,きちんと結論を述べないといけないということですが,これは英語で話をする時と同じではないかと思います。

空気とか,本音を語るとカドがたつとか,非論理的な話に終始して一番大事なところは暗黙の了解だったりと言うのでは,国際性とは程遠いものだろうと思いますが,その辺,関西弁ならば,あっけらかん,ズバッと本質を突いた物言いが出来てしまいます。関西人の強みだろうと思います。

否定的な言葉でも,「そんなことはしない方が良いです」なんて言われると,カチンと来て余計な軋轢を招いたりしますが,「そんなんせんでえーやん」と言われたら,「あっそうか」と引きさがれます。

そう言えば,福田進一さんの演奏は,まるで関西弁で音楽を聴いているような,直截な分かりやすさがあるように思います。きっとオチがあるせいではないかと想像します。氏が関西弁をしゃべるせいかもしれませんが。

オチの話が,オチの無い話になってしまいました。
そんな話せんでもえーやん。
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黒板六郎

福田さんのお話面白いです。なるほど、出身地で演奏も変わるかもしれません。

by 黒板六郎 (2014-06-25 21:40) 

黒板六郎

福田さんの話面白いです。出身地で演奏が違ってくるかもしれませんね。
by 黒板六郎 (2014-06-25 21:42) 

Enrique

黒板六郎さん,コメントありがとうございます。
福田進一さんに関しては,分かりやすい演奏をする方だと思います。日本人と外国の方,年齢などによっても演奏は異なると思いますが,具体的に分析はしてないですね。
by Enrique (2014-06-26 06:25) 

アヨアン・イゴカー

>オチが必要というのは,仔細な話であっても,きちんと結論を述べないといけないということ

オチがある会話をするということは結構難しい技術なのだと思います。
職場には関西人が関東であるにも拘らず結構多いのですが、その一人に真面目な、憎めない人がいます。彼に普通の世間話をしていて、私が「で、オチは?」と言うと非常に困った顔をします。面白いので「オチのない話をする関西人、めずらしゅうおますな。つっこめないと困るやないか。」と畳み掛けると、苦笑いします。
会話にはEnriqueさんの言われているように、1)結論のあるもの(自分の意見を述べる物)、2)結論のないもの(他者の意見や情報を得るために自分の持っている情報を提示するもの)、3)得た知識を伝達(発信)する(≒受け売り)だけのものなどいくつもの種類が考えられますが、自分はどの会話が多いかと言うと2)や3)が多いように感じます。妻には私は3)が多くて、うるさいと言われたので、最近は2)が比率が高くなっているかもしれません。
by アヨアン・イゴカー (2014-06-29 18:20) 

Enrique

アヨアン・イゴカーさん,nice&コメントありがとうございます。
関西人は皆そうと言うのは,過剰一般化のようです。日常会話にすべてオチをつけていたら,やってられませんから,やはりそれ用のお話と言う事なんでしょう。
人の話や自分の話のタイプを分類してみるのも面白そうです。また,何気なく言った話が受けたり,コレは!と言った話があまり受けなかったり,オチも重要ですが,導入と持って行き方も大事なのだろうと思います。そこが素直に自然に行けば,オチも引き立つのだろうと思います。
by Enrique (2014-06-29 21:03) 

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