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iPadを譜面に使う(続・続報) [日常]

以前「iPadを譜面に使う」および「iPadを譜面に使う(続報)」を書きましたが,ギター曲の場合,まずそのままデータで見つかる事は少なく,紙の楽譜からスキャンして入れるのがメンドウなので,あまり使っていませんでした。

それと,最大の問題は譜めくりでした。当方が使っているのは,piaScoreという,主にピアノ用のアプリです。もちろん画面上をフリップすれば譜めくり出来ますので,紙の譜面よりは速いですが,それでも楽器から手を離さないといけません。

iPhoneをリモコンにして操作するという技?も提供されていましたが,これは足ででも操作するなら別ですが,不確実性が増えるだけで意味不明でした。その後アプリが改善されて,iPadだけで頭の動きで譜めくりが出来るようになっています。

これは,iPadの内側のカメラを使って頭の動きを画像処理で認識しているようです。「iPhoneリモコン技」でもインナーカメラを使っていましたので,なぜiPad本体を使えなかったのか不思議です。


おーっ,これは画期的!譜めくりはこれで解決!と一瞬思いましたが,実際にやってみると,上手く操作するにはちょっと慣れ(練習)が必要です。

アタマを左に傾けると次ページに行くのですが,どうも私の感覚は逆みたいで,アタマを右に傾けた方が次に行く感覚なので,逆になってしまいです。一方向だけならまだしも,ダ・カーポがある場合はちょっと注意が必要です。意識の持ち方を,アタマを傾けたと言うよりも,楽譜の左上をめくる(進む),右上をめくる(戻る)の感覚でやればいいのかも知れません。カメラ画像を使っていますから,楽器のネックなどにも反応するようです。顔でフリップする感じでもできるようですが,進めるつもりが戻って逆になってしまったりします。

ですので,本番で使うには少し検討が必要です。
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アヨアン・イゴカー

頭の動きでめくるのは、演奏に支障を来たしそうです。手の動きを認識してくれる方式の方が、自然に見えます。手で譜をめくる時面倒なのが、めくられたページが元に戻ったり、途中で止まったりして、演奏妨害になりかねませんが、このiPadの譜めくりでは、そのようなことはありえません。これはなかなか好いのではないかと思います。
by アヨアン・イゴカー (2012-08-27 01:30) 

Enrique

アヨアン・イゴカーさん,nice&コメントありがとうございます。
頭の動きによる方法は,確かにはっきりとやると演奏しにくい感はありますが,上体ともに動かす感覚だと悪くはありません。楽器によっても便利さは異なる様です。譜面まで距離がある場合は,手の動きで認識してもらうこの方法も良いと思いますが,触れる距離ならば画面を直接フリップした方が確実のようです。この方法でも,戻ってしまったりもします。直感性と確実性が両立してくれると良いと思っています。
私は画像を使うならば,眼球の動きを認識してくれればいいかなと思っています。
by Enrique (2012-08-27 07:20) 

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