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特性要因図 [雑感]

いわゆる,「QCの七つ道具」の一つである。別名魚の骨(フィッシュボーン・チャート)。製造業に関係した人ならばご承知と思う。企業時代このような手法を用いた行動,QCサークル活動がいやだった。休日がつぶれるうえ,業務でないとして,代休もないからだった。業務なら我慢のしようもあったのだが。

業務改善を業務時間外でやるのだから,この辺が日本企業の強みであったことは確かだろう。下っ端は文句を言っていればよかったが,やらせる管理者はもっと大変だったはずだ。R&D部門とは言え,事業所所属ではこれから逃げられなかった。やはりいやだったのが,毎朝のラジオ体操。フレックス勤務になり,全体の体操が無くなった時は,せいせいした記憶がある。

最後の私の仕事は10人ほどのプロジェクトだったが,2名が30代で亡くなり,私までで6人程会社を去った。私は仕事に不真面目だったせいで結構持ちこたえ,同じ事業所の25名の同期入社のうちでも,最後の5人に入っていたが,イマイチ忍耐力が足りなかった。企業生活の後半はあまり良い思い出がないが,入社当初工場のラインのお姉さま方と,飲み会でドンちゃん乱痴気騒ぎをやったり,気に入らないのと喧嘩したりした思い出のほうが,懐かしい。

ここで,なぜあえて,QCの七つ道具を持ち出したかと言えば,ここにギターの暗譜力の改善という,つかみにくい課題があるからだ。良くない思い出はなにも手法の責任ではない。むしろ,世界に冠たる日本の製造業を支えた,ゴールデンツール?なのだからこれを使わない手は無い。(それに,ラジオ体操も実際には体に良かったのだ。)

他にもパレート図などというものもあった(その他は忘却)と思うが,何分不良社員だったので,正しい使い方はよく知らない。下に示した「記憶改善のための特性要因図」として,要因が図式化されているだけでも,このような課題には有効だろう。下の図は記憶改善の要因を書き出したもの。多分使い方はデタラメだが,この辺のツールも使って,自らのギター演奏のKAIZENに励むぞ,励むぞ,励むぞ,よしっ!
記憶改善特性要因図.png
記憶改善のための特性要因図

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