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クラシックカフェ [曲目]

NHK-FMで朝7:20からやっている番組だが,これは再放送で本放送は月~木の午後2:00から約2時間。

16日朝は9/8の再放送だったが,ギター曲を流していた。ギター独奏は,ジュリアーニの「ロッシニアーナ3番」のみで,ボッケリーニのギター五重奏曲3番から始まり,全体ギター室内楽という雰囲気。ジュリアーニは例のごとく独奏ではあっても交響的ではある。一日のスタートとして気持ちの良い選曲だ。

耳あたらしいところで,アーロン・ジェイ・カーニス(Aaron Jay Kernis 1960-)の「バイオリンとギターのための二重協奏曲」をやっている。出かける準備をしながら聞いているので,しっかり聞けない。これを書きながら,途中から聴いた。バイオリン奏者は申し訳ないが知らない。ギターはシャロン・イズビン。

1楽章:聞き逃した。
2楽章:(途中から)アメリカ映画のバックに流れるような,あのまったりとした劇的な雰囲気もただよう。バックに鐘の音などが。
3楽章(ファイナル):は,ピアソラのようでもあり,ジャズのようでもある雰囲気が渾然一体となった活発な音楽。

その後は,当のピアソラのタンゴ組曲。演奏はもちろんアサド兄弟。最後は「ある貴紳のための幻想曲」でしめ。

いつも終わりまでは聞けない(月曜の気ままにクラシックもそう)が,しゃれた「ギター版」クラシックカフェだった。


P.S.
カーニスの協奏曲のCD情報はここにある。
ついでに,以前紹介したClassical Archivesで調べたら,カーニスには4楽章からなるギター独奏曲「ギターのためのパルティータ」があり,タンネンバウムが録音している。カーニスの音楽ジャンルそのものはミニマル音楽のようだが,何らかの旋法を使っているようで,「シャコナ・エコー・パッサカリア・トッカータ」と舞曲名を使っていることもあり古風な感じもして,聴きやすい。

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