「気ままにクラシック」と．．． [曲目]
幸田浩子さんが，笑福亭笑瓶（しょうへい）さんとパーソナリティーをつとめるNHK-FMの番組で，我が家の人気番組である。時々，公開収録があるのも楽しみの一つだが，2月に本ブログで取り上げた内容のものがこの14日の月曜日，再放送されていた。残念ながら出勤時間の都合で，何回再放送してもらっても，同じところしか聴けず，聴けない部分は毎回聞けない。学生時代のように録音してまで聞こうという元気もないのである。
その内容は，リュートのつのだたかしさん，バイオリンの木野雅之さん，ピアノの工藤智里さんが出ていた公開収録である。２月に触れた内容で，リュートをピックで弾いた件は，しょうへいさんがねだったというよりも，つのださんのほうからリュートの奏法に関して話し出し，氏のサービス精神でされたようであった。何分出かける前のあわただしい中で聴いている。これは，「クラシックカフェ」とも共通だが，金曜日の午後は無理だし，月曜日の朝も聴けるのは前半のみなのである。平日ギターの練習は出かける前に少しするのだが，FMに聞き込んでしまうと，練習をサボることになるので，いたしかゆしではある。
さて，今回も聴けず残念だったのが，ルジェーロ・リッチ編曲「アルハンブラ宮殿の思い出」，バイオリン独奏版である。何とか聞く手立ては無いか？と思い，久々にYouTubeを検索してみると，結構ある。もちろん，木野さんのものは聴くわけには行かないのだが，以下のようなものが見つかった。
なるほど，シャコンヌの高速アルペジオのようなものだろうが，弓の往復は更に多いはず。しかし，考えてみれば，最後の和音を除いては，同時に２本以上弾くことは無いので，原理的には弾けるのだろうが，超絶技巧であることは確かだろう。伴奏がまるでピツィカートのようだが，どうなっているんだろう。
ちなみに，ピアノで演奏しているものも結構あった。こちらは伴奏は簡単だから，トレモロをどう弾くか。
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