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タバコと演奏 [雑感]

アルコールと演奏を書いたので,対比ならばニコチンとということになるのだろうが,タバコには他にタールもあるし,あまりこの物質名を最近聞かないので,こういうタイトルとした。

狭義にタバコというと,パイプや葉巻を指すことにもなり,紙巻はシガレットと呼ばないといけないかもしれない。また,若気の至りでパイプをくゆらしていた時,「当社はそんなヒマな職場でない」と上司から目玉を食らったこともあった経験からすれば,シガレットはまずくて吸えないので,全く別物だと思うのだが,ここでは総称してタバコと言うことにする。
ここはどうでもよいので,わかりにくい文章となった。

さて,20歳以降吸わない期間の方が長くなってきた今日このごろ,タバコと楽器演奏との関係についても,あまり明確なことは言えないが,少し思い出してみよう。

昔ブリームだったか,吸ったほうが爪が硬くなってよろしいとの意見もあったようだ。タルレガは大変な愛煙家で,くわえタバコでの演奏の写真がある。彼が使ったトーレスにはタバコの焼け跡があるらしい。セゴビアはパイプがトレードマークのようなものだ。

とある喫煙が大変いけないとされる職場で,ちょっとタバコを吸ってくると言って外し,大非難を浴びたことがある。あえて良い点を上げれば,沈静効果だろうか?タバコを吸いながら講義する大学教員はざらにいたと思うのだが,今それをやったら,アウトかもしれない。教卓に座って授業をするのはアメリカ人教師の得意技だが,日本ではこれよりもタバコの方が許されたかもしれない。コーヒーかガムくらいの嗜好品感覚だった時代も長かったのではないかと思う。

すっていた頃は禁煙期間が1時間と持たなかったと思う。やめると禁断症状でかなり危ないのではないかと思ったものだが,やめてしまえば何でもない。睡眠時は吸っていない訳だから,禁煙には朝吸わない事が最も効果的である。逆に言えば,愛煙家は夜中眼が覚めたときは必ず吸うし,朝目覚めの一服のおいしさはやはり禁断症状なのだろう。
(イダ・プレスティが喫煙が原因と思われる肺がんで早世したのも記憶にとどめておいて良い)

何か取り留めない話になってしまった。
余り演奏自体には支障はなさそうだ。大家が好きだったこともある。
演奏中タバコが吸いたくなって困ると言うことは無いだろう。愛煙家なら,演奏後の一服は最高だろう。

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