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月曜朝の憂鬱 [日常]

月曜朝の憂鬱を緩和してくれる番組でした。

「きまクラ」,「きらクラ!」,などで長年番組名称を変えながら存続して来た,NHK-FMの朝の番組です(本放送は日曜14:00~で,月曜朝は再放送です)。
今年の春からは,×(かける)クラシック,「かけクラ」と言うらしいですが,従来のコンセプトとはまるで変わったようです。

何でも,クラシック音楽と何かを掛けるのだそうです。

まず,その掛けるという意味が分からないのですが,今までの流れで,つけている事も多かったのですが,パーソナリティのお二人がしゃべっている事が,まるで宇宙人の会話のごとく何も入って来ません。今朝は,妻がイライラするとの事で,スイッチを切ってしまいました。

つづきをクルマの中で聴いて見ると,どうも鉄オタのお話のようです。毎週同じ人のハガキを読んだりしている様ですが,かなりディープな鉄オタさんにはハマる番組の様です。

結構凝った曲もかけている様ですが,その割に,鉄オタ・トークの合間にはクラシック音楽のごく初歩的な事を言っているかんじです。結局どの部分も,ずっと聴いてきた我々のような聴取者には聴く意味が感じられません。

聴取者の対象を大幅に切り替えたのでしょうか?今までのファンは見限って,新しい鉄道オタクの人たちを新たに発掘しているのでしょうか?

いやぁーNHK-FMを聴いている人自体が少ないと思います。ウチのクルマのラジオは30年以上NHK-FMにセットしています。昔のクルマのラジオはAMのみの時代もありましたが,FMが受信できるクルマになってずっとセットしていますが,車検や修理とかで借りた代車やレンタカーなど,少なく見積もっても2・30台は借りていますが,自車以外のそれらのクルマでラジオがNHK-FMにセットされていたことは一度もありません。

そもそも,NHK-FMを聴く人が少ない上に,その中の鉄道ファンとなると?
NHK-FMを聴く人×鉄道ファン=?,更に掛けるクラシック入門者となると,これまた極少ではないのでしょうか?

むろん,鉄道ファンは少なくないでしょうから,鉄道オタク向けの番組も大いにあって構いません。問題は,それがクラシック入門番組を侵食してしまうことです。列車はがったんごっとん,速いのもあれば遅いのもあります。そのリズムは音楽と共通点もあるでしょう。鉄オタ・無理やりクラシックといった風情ですので「むりクラ」とでもネーミングを変えたらどうでしょう。

その時間に聴く他チャンネルか何かを探さないといけません。
今までの番組の流れからすれば,必ずしもコアなファンではない一般音楽ファンの多くの人たちにも気楽に楽しんでもらう番組というコンセプトだった様に思います。昨年度までの,ふかわりょうと遠藤真理さんのコンビは,最初の頃こそ硬さがあったものの,すぐに彼らの人柄に癒され,ほっこりとした時間がもてました。

残念ながら,現在のものは聴くとストレスです。
従来よりも聴取者が増えたのならば,我々のような古い聴取者は去るのみなのでしょう。同局の音楽番組は楽しませてもらっていたのですが,それが一つ減ったと,残念な事です。
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コメント 4

EAST

同感です。
by EAST (2020-11-25 14:32) 

Enrique

EASTさんも同意いただけますか。
聴く方いらっしゃるなら,余りケチは付けたくはないのですが,
面白くないものはどうしようもありません。
by Enrique (2020-11-25 16:58) 

屋根の上の牛

私も、全く同感。クラシックのことなど、明らかに興味もないような、きどってるだけのMCの女。とっととやめてほしいわ。毎週朝のこの時間は、車の中で聴くのですが、他の曜日は正統派のクラシック番組、クラシックカフェなので、気分良く聴いております。月曜は絶対聴きません、AMのAFNで、洋楽を聴いています。
by 屋根の上の牛 (2022-12-19 20:24) 

Enrique

屋根の上の牛さん,
現在も聴きませんが,たまに間違って聴くと流石に開始2年以上経って少しはマシになっているようではあります。主導権をとっている女性はアメリカ育ちらしく,その辺も違和感の一つの原因なのだと思います。
この番組以外にも,意味不明な番組の入れ替えなど,違和感しきりです。NHK-FM放送を一体どう持って行きないのか?視聴者の声を良く聞いて,真っ当な回答をいただきたいものと思います。
by Enrique (2022-12-21 07:22) 

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