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人生のナントカ [雑感]

新年を迎えたと思ったら,あっという間に2月に突入しています。
「人生のメリーゴーランド」ならぬ,「人生のジェットコースター」,さしずめ「人生のスペースマウンテン」でしょうか。

かつては「人生の並木道」なんて曲,父が好きで私がギターで弾いてみせたところ大変喜んだものでした。もっともそれは晩年の話で,若いころはアルゼンチンタンゴが好きで(若いころ流行したのでしょう),蓄音器のSP盤もそこそこ持っていました。私の記憶では浪花節のようなものも多かったので祖父の代からのものだったのでしょう。LP盤の時代になると,知り合いのラジオ商からステレオを買いこんで来て,ヨハン・シュトラウスと演歌を掛けていました。

以前も書きましたが,姉にピアノをやらせていたのも,どうも自分の好きな曲を生で聞きたかったからかも知れません。「エリーゼの為に」なんてつまらない,「ドナウ川の漣」が良いと言っては。。。

オープンリールのテープレコーダを買いこんで,父親(私の祖父)の声を録音したり,子どもの作文を朗読させたり。それでも使いきらないので,TVの音を録音していました。ライン入力はあったはずですが,TVの方には音声出力なんて無いですから,マイクでTVのスピーカから拾っていました。自分の好きな曲が掛ると,「やかましいしゃべるな~」とか言って,そーっと録音していました(イヤホンジャックからとるのが賢かったのですね。父がそれ止めて,私が中学生くらいになってから気が付きました)。再生するとバックにカエルの声や虫の声が入っていたりと,のどかな時代でした。「Always 三丁目の夕日」あたり(数年後)の時代です。

ふっと昔の一瞬を思い出すことがあります。
この記事もそのような,人生の想い出です。
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アヨアン・イゴカー

昔、テレビを見ながら映画の音声を録音したことがありましたが、その時皆に黙っているように頼んだものです。ふと懐かしく思い出しました。
技術の進歩には、隔世の感があります。
by アヨアン・イゴカー (2012-02-03 00:37) 

Enrique

アヨアン・イゴカーさん,nice&コメント有難うございます。
人生を振り返るような余裕はないのですが,父がやっていたTV録音の情景をふと思い出しました。音が出ているところからマイクで録るというのが最も感覚と合いますが,技術の進歩で段々器械と直観とが合わなくなって来ているところがあります。
by Enrique (2012-02-03 09:31) 

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