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エコ・ボールペン [日常]

エコなボールペンを考案しましたので,発表します。
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特徴: 軟質塩ビ素材(完全リユース品)を用いた,地球・手・フトコロにやさしい2色ボールペン!

適度な「しなり」があり,長時間書き続けても疲れない。
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2色を瞬時に使い分け,2色同時に書くことも可能。色は入れる替え芯でお好み次第。
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価格: クリップは手持ちのものを使用すれば,ボールペン芯代のみ,

灰色のシースは剥いて捨てられる配線工事のゴミですが,丁寧に取り出して,ボールペンの替え芯を2本差すと出来あがり。後端部は,替え芯の後退を防ぐストッパーおよび最適な書き心地を実現するウェイトバランスをとるために小型クリップを使用しています。
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実は,ミーントーンフレットと,5線譜作成ペンとに関連していることを当ブログ見続けて下さっている方は気がつくと思います。

種明かししますと,
ミーントーン用の仮フレットはこの配線用電線の銅線を使っています。あの時は,この用途に気がつかず捨てていました(というか,普通は裂いて捨ててしまいます)。下の写真,シースの色が変わって見えますが,同じ種類のものです。
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VVF2芯1.6mmのものです。屋内配線の末端に使う最も細いものです。
ホームセンター等で切り売りで1m100円くらいで売っています。100m巻を買うと単価はずっと安いですが,配線工事をする人以外はおすすめできません。

1m買うと,芯銅線が2mありますから,仮フレットがギター1台分ゆうゆう作れ,このボールペンが8本出来ます。

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koten

なるほど、銅線のフレットですか(感心)。 小生、最初は(仮)フレットを針金(鉄)で作っていたのですが、どうも鉄だとイマイチ良い音がしないですね。銅の方が柔らかいこともあり良い音がしそうな気がします。そういえば昔、「ギターフレットは真鍮が良い」という噂?を聞いて、ホームセンターなどを色々探した挙げ句、鉄道模型店で丁度良い太さの真鍮線を見つけたことがありました。しかしそれも放置状態という体たらく(とほほ)。
渦巻き模様の写真、それとなくWTCの例の表紙を連想してしまいました。
by koten (2011-07-21 12:16) 

Enrique

kotenさん,nice&コメントありがとうございます。

フツーに手に入るモノでは真鍮線がベストだと思います。鉄のハリガネだと硬過ぎて加工が大変なうえ,弦も痛みそうです。あとサビと。音質は良くわからないですが,弦のとまりが悪い(フレット上で弦が滑る)ような気がします。

本物のフレットは真鍮の組成にニッケルが入った洋白ですね。私はJim Dunlop製のものを買って自分で打ったことがあります(そのまま取り換えでしたが)。

ハリガネとしてもプラモデル用などの洋白線もあるようです。
銅は柔らかすぎて寿命が短いと思いますが,ちょうど良い太さ(1.6mm)のものが少量かつ一番安く手に入るのがこの配線用の導線でした。普通はむいて捨てる外被(シース)を2色ボールペンの軸にしてみました。

渦巻きですが,テキトーに書いたらそうなる気もしますね。
by Enrique (2011-07-21 14:09) 

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