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アメリカでの楽器入手(ギター編) [楽器音響]

楽器の入手は日本の場合,専門店で買うか,教室の先生を通すかだうが,特に手工楽器の年代モノの価値はつかみにくいので,後者が確実で間違いはない。先週のピアノレンタル編の続編で,これはギター購入の場合であり,アメリカ在住中の楽器の買い方である。8年前なので記憶が正確だったとしても,現在はシステムが変わっているかも知れない。

日本同様,一般の楽器店には安価な楽器しか置いていないし,田舎にいると,NYやLAまで買出しに行くのは大陸縦横断の大旅行である。そこで,ネット販売(以前なら通信販売)を利用することになる。当時ブロードバンドは普及し出していたが,自宅アパートはダイヤルアップ接続。So-netの最安契約でローミングをやっていたのだが,何故か使い放題だった(その後従量になった)。地元のベル社は市内通話無料(基本料金に込み)なので,速度さえ気にしなければ実質常時接続だった。それはさておき,ネット上の信頼の出来る業者を選ぶことになるが,分からないので適宜探す。有名なGSI(Guitar Salon International)でも,店長と2名の従業員でやっているのだそうで,ほとんどは個人店だろう。カード決済をすることになるので,不正利用・保険機能の強いものならば安心である。

「48時間おためし」というものがあり,返送の送料(と保険料)さえ払えば,丸二日間自宅で試すことができた。日本からこれが出来るのかどうか知らないが,他の物品同様買うこと自体は可能である。私の場合,1本目(M.ベラスケス)で迷っていたら,2本目(R.ラック)を送ってきた。R.ラックは学生時代から使っている国産楽器とあまり変わらないように思え,結局前者にした。1年以内で気に入らない場合,購入価格の8割程度で引き取ってくれるようだった。

アメリカは消費税率が州によりまちまちである。だから,ネット販売などで,客と店の州が異なると,どちらの税率を使うのだろうか?

どちらの税率を使ったらよいか分からないので(かどうか知らないが),「非課税」なのである。消費者(一般市民)重視の姿勢が現れている。1本目を気に入って購入した場合は,送料もかからない(これはショップ持ち)。おためしだけで返送した際は返送の送料(と保険料)は払う(100ドルくらいだったと思う)。もちろん,あらかじめクレジット・カードのデータは握られているので,送ってもらった楽器のネコババは出来ない。


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