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言葉の誤用・変換ミスと [雑感]

言葉の間違った解釈やヘンな漢字変換を見かけます。

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むろん,多くの人がしゃべる代わりにスマホやパソコンを使うことで発生する「あぶく」のようなものでしょう。不注意ミスは致仕方ないにしても,確信的誤用?の原因は,疑問を感じず自分の感覚や「人のふり」を無批判に取り入れた結果でしょう。少なくとも,国語辞典を引くという習慣はなかったのでしょう。むろん今ならネットの辞書ですぐ調べられます。


諺などの誤用に関しては,世の中が賢くなって,誤用が淘汰されれば良いのですが,往々にして「悪貨良貨を駆逐する」ことになりかねません。個別の変換ミスに関しては,使う人の不注意はあるにしても,かな漢字変換システムのおバカさも原因の一つでしょう。当方のものでも,いくら「悪貨良貨を駆逐する」と打っても,「悪化良家を駆逐する」としか出ません。シャレにもなりません。

漢字は意味が強く視認性が高いので,全く別の意味に見えてしまいます。そのためとんでもない誤解も招きかねず,ひらがなで書くよりもずっとわかりにくいものになります。あえて評すなら,言葉のキラキラネーム化でしょうか。


汎用のかな漢字変換システムでは,専門用語はダメな事が多いです。音楽の用語に関しても全く期待ができませんので,注意深く漢字を個別に打ち込まないといけません。かな漢字変換システムがおバカなのは如何ともしがたいにしろ,やはり問題なのは人間の方です。楽譜や楽曲記事などに知らない音楽用語が出て来たとすれば,音楽辞典を引けば良いだけなのですが,演奏に関係ないとかで無視すると,永久にわからない事になります。
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枝動

おはようございます。
昔は、よく広辞苑を引いて、間違いがないか確かめていました。
今は、もう全く使わなくなりましたが。
変換は、笑えるものが多くありましたね。マイクロソフトのは、ダメでした、ひどかった記憶があります。
すぐATOKにしましたが、ATOKはすぐれものだった気がします。そのうち、無料のGoogle 日本語入力に変えて今に至っています。
誤変換は少ないですが、文節が長くなると怪しくなります。専門用語だと、まだまだな感じなのでしょうね。
by 枝動 (2023-07-30 10:48) 

プー太の父

自分も言葉の誤用や誤変換が恥ずかしいので気をつける
ようにしていますが、あとで見て冷や汗の出そうな変換間違いも
ありました。すぐに変換してくれて便利で有難いですが
変換候補など落ち着いてよく見くらべないとなりませんね。
私の記事で誤変換を発見しましたら遠慮なくお知らせください(^^
by プー太の父 (2023-07-30 12:11) 

Enrique

枝動さん,
昔は辞典を良く引きました。
広辞苑もだいぶ前からCD-ROMにもなっていましたが,それも使わなくなりました。パソコンに入れていても機種が変わるとオサラバでした。
言葉の間違いや変換ミスは誰でもありますが,注意力とかきちんと調べる丁寧さとか,人柄を表す気がします。多い人はちょっと?と思います。
私もATOKを一時期だいぶ使いましたが,いろいろ環境が変わり,同ソフトもサブスク化して使う機会がなくなりました。
by Enrique (2023-07-30 18:13) 

Enrique

プー太の父さん,
了解いたしました。御記事拝読して,殆ど変換ミスなどのまちがいを感じた事はありませんが,注意深くチェックする事もブログの効用だとは思います。

それがある人でも,わざわざ指摘するのも失礼かなと躊躇はします。「ご指摘感謝」という方もいれば,そのままという方もいます。
by Enrique (2023-07-30 18:19) 

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