正解を見つける事

試験問題ではありませんので，これが正解！ということはないものですが，
その様な気分になる事は偶にあります。

運指に関してです。自分にとって難所だった場所がスッと解消するとそんな気分です。

例えば，当方はCコードを２フレット移動させたDコードに相当する押さえが苦手です。むろんクラシックギターではその押さえをガバッとやるわけではなく音の動きに合わせてそのフォームになることがあるわけですが，高音側と低音側を独立に動かすとか，3指と4指を独立に動かすことも大変です。Fisを押さえる3指をピボットにするとこの形の押さえのヴァリエーションでは楽になることがあります。通常の運指振りでは書ききれませんので，当方の独自ルールで(+3)とか書き込むことがあります。

楽譜を見て練習していると，どうしても楽譜のシーケンスで運指を組み立ててしまう嫌いがありますが，手の弾きやすさを確かめるには，時々楽譜を見ないで手探りで弾いてみるというのも一案かも知れません。いわば「手癖」の活用です。

逆にあまり楽譜見ないで弾く方は，楽譜を見て音の構成などをしっかり確かめてみるのも必要な事かもしれません。