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波国に来ています その2 [旅行]

第1の訪問地クラコフから17日土曜日ワルシャワにやって来ました。

ワルシャワショパン空港に降りて直ぐにクラコフに向かいましたので、両市間を往復して戻って来た恰好です。今回もメインの所用がこちらですので、1週間ほど滞在します。

クラコフ–ワルシャワ間は切符の表示では293kmです。両市間はインターシティの特急列車で2時間半ほどです。10年以上前に訪れた時は3時間以上かかった記憶があります。

クラコフは3日の滞在で所用もありますから、遠くまでは足を伸ばせません。前回記事の旧市街広場と、シンドラーの工場の博物館を見てきました。

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土曜日は移動日で日曜日はほぼ1日時間がありますので、ワジェンキ公園で夏の間開かれるショパンの野外コンサートに行って来ました。12時からの部は、ポーランドの若手Paweł Wojciechowskiさんの演奏でした。

薄曇りの天候で10℃ちょい。かなり寒いです。ピアニストも大変だったでしょうが、こんな条件にもかかわらずなかなかの熱演でした。

楽章間に拍手が入るのは世界的な現象の様です。ポップスの聴き方が定着してしまったのでしょう。
ソナタの楽章間にいちいち入り、ピアニストは前後に丁寧にお辞儀をしていました。かつての大御所なら、「そこは違うよ」と言った感じで抑えて、引き続き演奏したものでした。

ショパンのソナタの第3第4楽章などはほとんど続けて演奏する訳で、ここで拍手を入れたれたら、集中が途切れますが、やはり若手のWojciechowskiさん嫌な顔一つせずニコニコ対応。まあ野外の無料コンサートで世界中から色んな人が来ていますから致し方ありません。

一つ感心したのは、PAが自然で素晴らしい事でした。入った瞬間は低音がボンボンいう様な感じがしましたが、演奏が進むにつれ、PAの存在を忘れる程でした。

それと、道路の交通の騒音。何分ワルシャワ中心にほど近い場所です。コンサートが始まる前は、救急車やらパトカーやら何やらの音がしまくりでしたが、不思議とコンサートが始まると止んでいました。聞こえる雑音は風による樹々のざわめきだけでした。 EAD5BB4E-D613-4281-A262-4442E8B4BE54.jpeg
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