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スペインのフォルテピアノ作品 [雑感]

川口成彦さんは,若きフォルテピアノ奏者です。

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11日のNHK-FMのベストオブクラシックでは,2020年9月17日 府中芸術の森ウィーンホールで収録された,「川口成彦 フォルテピアノリサイタル」の模様が放送されました。

FM放送はいつも聞いているつもりですが,聞き流していることもあるもので,これ自体が再放送だったようです。

放送の内容は以下の通りでした。

「アリア ニ短調」
アングレス:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(2分29秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「スペインのファンダンゴによる変奏曲 ニ短調」
F.M. ロペス:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(3分57秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「ソナタ ニ長調」
マテオ・アルベニス:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(3分10秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「ソナタ 嬰ヘ短調 作品1第5」
マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(8分42秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「ベルソ ハ長調」
マヌエル・デ・ガマラ:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(1分36秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「ソナタ ハ長調」
ホセ・デ・ララニャーガ:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(3分06秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「バレンシアーナ ヘ長調」
ホセ・デ・ララニャーガ:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(1分39秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「ファンダンゴ風メヌエットによる変奏曲 ニ短調」
F.M.ロペス:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(9分45秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「アレグロ ニ長調」
マヌエル・デ・ソストア:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(3分16秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「田園風」
ソル:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(1分29秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「無頓着」
ソル:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(1分47秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「傲慢」
ソル:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(1分22秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「前奏曲 ヘ短調」
ベートーベン:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(3分08秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「アンダンテ・ファボリ ヘ長調」
ベートーベン:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(10分02秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「創作主題による32の変奏曲 ハ短調」
ベートーベン:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(11分34秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 作品79」
ベートーベン:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(7分26秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~

「6つのメヌエット から 第2番 ト長調」
ベートーベン:作曲
(フォルテピアノ)川口成彦
(2分32秒)
~府中の森芸術劇場ウィーンホール~
フォルテピアノは,モダンピアノよりも親密な感じがして,クラシックギターの音楽に近い様な気がします。しかもクラシックギターでお馴染みのソルのオリジナル曲も聴けるとなれば,これは興味津々です。「田園風」は,田園とくればパストラールを想像するわけですが,短調でイメージを裏切られます。「無頓着」と「傲慢」はいずれも長調ですが,いずれもタイトルの様な感じはしません。ソルの三曲は番組では「愛らしい小品」と紹介されました。ソルは先進の人でしたから,ひょっとしたら,パリに移り住んだ彼はサティよりもずっと前に,曲名にエスプリをきかせていたのかもしれません。「傲慢」も,余りそんな感じはしませんが,繰り返し現れる古典的なフレーズがそれなのかもと勝手に想像しました。

前半はスペインの古典派の作品,後半はベートーベンの作品で締めくくられました。
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