クリスマスに聴く曲 [曲目]
私の好きなギタリストGöran Söllscher(イェラン・セルシェル)さんが,ご自宅からYouTube演奏動画を上げています。
自分の演奏でというのが理想ですが,まだ仕事もしており,なかなか時間がとれません。
先日,星野良充さんの楽器を持ってレッスンに行きましたら,「かつてSöllscherさんが使っていた楽器の製作者の方ですね。」という話になり,当のSöllscherさんが最近動画を配信しているという話を聞き,直ぐに見てみました。
超一流プロの方が,まるでアマチュアの如くに自宅から動画配信をしています。時代が変わったものだと,感慨深いと同時に,変わらぬその伸びやかでやさしい演奏スタイルに感動。その閲覧数の少なさにまた二度びっくりでした。
ここは,Göran Söllscherさんの動画が,私達へのクリスマス・プレゼントだと思って,味わいたいと思います。
他にも6弦の独奏,Söllscherさん十八番の11弦でのバッハに,ヴァイスに。どれも素晴らしい演奏です。 こちらの楽譜に,ビートルスナンバーと共に,Söllscher編で入っている曲です。
自分の演奏でというのが理想ですが,まだ仕事もしており,なかなか時間がとれません。
先日,星野良充さんの楽器を持ってレッスンに行きましたら,「かつてSöllscherさんが使っていた楽器の製作者の方ですね。」という話になり,当のSöllscherさんが最近動画を配信しているという話を聞き,直ぐに見てみました。
超一流プロの方が,まるでアマチュアの如くに自宅から動画配信をしています。時代が変わったものだと,感慨深いと同時に,変わらぬその伸びやかでやさしい演奏スタイルに感動。その閲覧数の少なさにまた二度びっくりでした。
ここは,Göran Söllscherさんの動画が,私達へのクリスマス・プレゼントだと思って,味わいたいと思います。
他にも6弦の独奏,Söllscherさん十八番の11弦でのバッハに,ヴァイスに。どれも素晴らしい演奏です。 こちらの楽譜に,ビートルスナンバーと共に,Söllscher編で入っている曲です。
GG503 イョランセルシェル編曲 ギターのための12のイギリスの歌 ビートルズとスコットランド民謡
- 出版社/メーカー: 現代ギター社
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: 楽譜
2021-12-24 00:00
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コメント(19)
Enriqueさん
星野は良い楽器ですね。私の知り合いが持っていたので聴いたことがあります。(^^;
by たこやきおやじ (2021-12-24 01:51)
セルシェルさんが現在使っているのは違う様ですね。
当方のは630なので弾きにくい曲を弾く時は時々使います。
by Enrique (2021-12-24 04:49)
お早うございます。
素人でも6弦と11弦で音の幅に違いがあるのに気づきました。
by U3 (2021-12-24 06:34)
U3さん,
セルシェルさんの11弦ギターはバロックリュートのギター版とでもいえるもので,イエペスの10弦ギターとは全く違い,全ての弦を実際に弾きます。
by Enrique (2021-12-24 06:42)
ああ、だから音が豊穣なのですね。
by U3 (2021-12-24 06:59)
U3さん,分野によりけりで,この人は6弦では低域の音が足りないバロック曲に使っています。
by Enrique (2021-12-24 08:00)
お嬢様は声楽家なのでしょうか。良いお声ですね。
6弦ですと単音感で、11弦ですと和音感を感じますね。
by 風神 (2021-12-24 10:49)
風神さん,
フリーの声楽家の様ですね。プロのお声だと思います。
6弦と11弦に関しましては,曲にもよりますが仰る通りだと思います。
by Enrique (2021-12-24 10:58)
こんにちは。
11弦ギターを初めて見ました。
特異な形で糸巻きの上にもフレットがあるんですね。
幅も広いですし、演奏するのはかなり難しいでしょうね。
クリスマスの静かな夜に、心地良い音楽ですね。
深々と更ける夜に、心解放してくれそうです。
by 枝動 (2021-12-24 15:15)
枝道さん,
初めてご覧になるとかなり驚かれると思います。
流石にそこの部分は使わないと思います。実は,そこまであるというよりも,下側(高音側)の7本の弦が短いのですね。普通のギターよりも高音側は3フレット分高くなっています。
演奏はかなり難しいと思います。当方弾いたことは無いですが,上の弦6,7本は押さえますが,下の4本はほぼ開放弦で弾くようではあります。
by Enrique (2021-12-24 16:15)
じっくり味あわせていただきました。イェラン・セルシェルさんは存じ上げなかったのですが、誠実なギターを弾かれる方ですね。一音一音が非常に美しく、また心にしみます。
11弦ギターも初めて見ましたが、音域が広く6弦ギターよりも音に深みと厚みが増してる感じがしました。何よりも糸巻きにフレッドがめりこんだようなビジュアルが強烈です。
自宅といっても、プロだけあってスタジオのような部屋に見受けられます。惜しいのは、右手が半分しか見えてないことでしょうか。
by oga. (2021-12-25 01:01)
oga.さん,
以前は良く日本にいらっしゃいました。6弦は長年星野良充とラミレスを使っていました。11弦はスウェーデンの製作家ゲオルグ・ボーリン作で最初見ると随分変な楽器ですが,セルシェルの演奏は自然なものですので,すっかり見慣れていました。
当方には78年の11弦でのパリコン優勝の印象が強烈でしたが,6弦でも随分と自然な弾き方をする人です。現在はスウェーデン南端の小さな村に住んでいて家も大きそうです。右手の見える動画は他に色々あると思います。もともと脱力系の方ですね。
by Enrique (2021-12-25 05:05)
枝道さん,
訂正です。
>流石にそこの部分は使わないと思います。
↓
むしろバスの音程を変えるためにそこを押さえる事もあるようです。
セルシェルさんの他の演奏で気づきました。
by Enrique (2021-12-25 06:13)
11弦ギター、初めて見ましたそして聞きました。
この長さで、とても演奏をするのが大変そうですね。
もちろん、だからこそ
音に厚みが出て良い音楽になっていますが。
by 八犬伝 (2021-12-25 13:03)
八犬伝さん,
これ一見キワモノの様に見えますが,セルシェルさんはこの楽器を若い頃から弾いており,この楽器で当時世界最高峰のパリ国際ギターコンクールで圧勝しています。その78年から私はファンなのですが,クラギファンでも余り知られていません。すばらしい音楽家と思います。
by Enrique (2021-12-26 05:53)
クリスマスを過ぎましたが、素晴らしい演奏拝聴しました。ありがとうございました。
by momotaro (2021-12-27 11:27)
momotaroさん,
ご訪問,コメントありがとうございます。クリスマス期間はまだ続いていますので,引き続きお楽しみいただけたらと思います。
by Enrique (2021-12-28 08:26)
セルシェルさんの演奏、この記事をきっかけにいくつか聴いてみました。ビートルズも素敵でしたね。スペルがGöranなので驚きました。
by Cecilia (2022-01-13 20:19)
Ceciliaさん,
セルシェルさんは,パリコンで11弦でバッハの998番を弾いて優勝して,バッハが得意な印象でしたが,ビートルズのクラギ演奏でいっぺんに知られる様になりました。
Göranは,かつてはいろんな呼び方をされました。
by Enrique (2022-01-13 20:57)