「別れの曲」の思い出

ショパンの人気曲の一つだろうと思います。
朝のラジオで流れていました。

その時のプログラムが残っていました

この曲を聞くと思い出すのは，会社時代の後輩の女性で妻のピアノの生徒だった人のことです。
やはり同じ会社で女性の上司だったアマチュアフルート奏者の方が所属する音楽グループの人たちが開いた発表会でこの曲を弾きました。結婚退社して上京するとの事だったので，確かにお別れの曲にはなったわけです。

小さい時にちょっと習ったというだけで，練習曲などそんな高度なものをやっていたわけではありませんが（たしかブルグミュラー程度），よく弾けていたと思います。ちゃんと曲になっていました。ピアノの良いところは，もともと音程は固定ですし音を弾き間違えなければ，そんなにヘタには聞こえないところです。

当方も何を思ったかピアノでサティのジムノペディ第１番を弾いたり（その時ピアノで弾ける唯一の曲でした），ギターでフルートの伴奏のイベールの間奏曲をやったり，おなじコンビでアンコール？でグリーンスリーブスなどもやったり，何でもありでした。

当時のプログラム中身。クリックで拡大します。

音楽グループの人たちの楽器は弦楽でした。フルートのランパルやギターの山下和仁を招いたりもしていましたから，それなりの人たちでしたが，アマチュアで趣味でやってる人たちで，演奏自体はそう上手とはいえません。主席？ヴァイオリン奏者は，大学のサークルでタンゴをやっていた人なので，クラシックをやっているのに直ぐにタンゴ節が出てくると仲間から苦情が出ていました。

音楽グループの人たちは，アマチュアですが（だから？）音楽評価にはうるさく（人の演奏は厳しくチェックできる），彼女の別れの曲を評して「弾き出しと終わりのテンポが違っていましたね」というものでした。「確かにそうかもしれんが，それがどうした！」と思いました。アマチュアのお姉ちゃんが頑張って弾いとるのに何ちゅう評価や！と内心怒りました。また，当方らのアンコールに対しては「『グリーンスリーブス変奏曲』をやるのかと思った」と。確かに簡単な編曲の短いものではありました。物足りなかったという事なのでしょう。いちいち反論するのもメンドウな感じで，「そんなもん，アマチュアの発表会のアンコールでやるか！XX」と思ったものでした。妻の演奏とフルートとの演奏に関しては余りツッコミは入らなかった様な気がします。妻に，「こんなことやってたね〜」って言ったら，ピアノの生徒は覚えているが，それ以外は「全く記憶に無い」との事でした。

コメント 2

この曲、最初の方だけなら（あ、弾けるかな？）と思えるのですが・・・。（笑）
某音楽教室の子どものオペレッタでこの曲に♪王様は～わがまま～いつだ～ってわがままよ～♪という歌詞をつけて歌っていました。耳に残っています。（苦笑）
アマチュアで他人の演奏を厳しく評価したがる方々、いますね～。
by Cecilia (2021-01-26 18:54) 

たぶんCeciliaさんなら弾けると思いますが，この曲「だけ」弾けてもしようがないですから，今後の楽しみにとって置かれるのが良いかと思いますね。

>アマチュアで他人の演奏を厳しく評価したがる方々、いますね～。

自分の演奏はどうなんだ？と言いたくなりますが，我慢です。
by Enrique (2021-01-26 19:47)