朔日(ついたち) [雑感]
今日午前中に部分日食がありました。
たまたま雲陰から欠けたお日様が見えましたので,撮影しました。(6日10:23ごろ。蒸着フィルム2枚重ね,露出は大幅に絞っています。)
お日様が,くりんと欠けて,カワイイ〜という感じです。
日食の日というのは,最も正確な新月の日ですから,月の満ち欠けを基準にする旧暦では朔(さく,ついたち)になります。
本日は,旧暦の12月1日です。月がもう一回りして次の新月を向かえる日(今年は2月5日)が旧暦のお正月です。
アジアの国々などでは正月は国により異なるようです。例えば,タイ国の(旧)正月は4月13日だそうです。
考えてみれば,春・秋分とか夏・冬至は季節の目印として重要な意味を持ちますが,どこをもって正月(年の初め)とするかは,全くの任意なわけです。春を年の初めにするのは農業や天候などとともに感覚的に合う気がしますが,南半球では反対になるわけです。正月がマチマチの各地の暦がありそうです。しかしグローバル化した現在,各地で暦が異なったら少しメンドウ臭いことになるでしょう。
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