左手の変化 [演奏技術]
かつてより右手のフォームはかなり変わっていると思いますが,左手のフォームもかなり変わっていると思います。変える様,心がけています。
特に変わったのは,弦を押さえる指頭の場所です。
従来は各指の先端部で押さえていました。
4の小指に関しては,その意思とは別に指の外側が硬くなっていました。
これは,手の機能として指は内側に向かうため,指を平均的に立てると,小指は内側を向いて寝てしまうため,どうしても指頭よりも外側で押さえる事になります。
逆に,小指がまっすぐに弦を押さえるためには,他の指は,かなりヘッド側に寝かせないといけません。目いっぱい寝かせるだけ寝かせるという,いわゆるクローズドフォームが現代では主流の様ですし,実際この方が楽です。そうなる様心がけています。
弦を押さえる指頭の場所が,親指側になるということです。
そうしますと,左手の押さえが大分ラクになった感じがします。ただ指の配置によってはかなりきつい押さえもあります。各部のつっぱりを極力排除すべく,調整中です。
へ〜!1枚目の写真のように押さえなければいけないと思っていました。寝かせる押さえ方もあるんですね。びっくりです。(≧∇≦)
by bun-ta (2015-06-26 01:41)
ギターはどのくらい立てて弾いていますか?
クローズドフォームで押弦するとギタを立てないと指板が見えにくくなるような感じがしますが。
by シロクマ (2015-06-26 09:05)
bun-taさん,コメントありがとうございます。
現在はクローズドフォームの人が多く,その方が押さえがラクでかつ確実な場合が多いです。かつてはこのクローズドフォームはダメな押さえ方と言われ,長年上の写真の様なオープンフォームで押さえていましたので,長年のクセを矯正中です。
by Enrique (2015-06-26 18:28)
シロクマさん,コメントありがとうございます。
ご質問の楽器の立ち方は標準的だと思います。45度よりも,ちょっと低い程度でしょうか。ただギターの立ち方は,椅子と足台の高さによっても多少変わります。楽器は3点支持で両手を離しても動かない位置に置きますので,角度は意思によらずそれで決まります。楽器の面はやや上向きになりますので,構えの角度が多少変わっても,指板が見えなくなる事はありません。
by Enrique (2015-06-26 18:37)
ご指摘ありがとうございます。確かに3点支持が何よりも先決ですね!
足台を少し高くして工夫してやって見ましたら指板は意外と見えました。新しめのフォームを取り入れる時はどうしてこんなにもぎこちなくなるんだろうとも思えてきました(笑)。クローズドフォームで練習すると左手の手の甲の柔軟性アップさせないと小指の長さ補えないですね。そして左手の肘あたりにものすごく重みを感じました。この腕の重みで押弦できれば本当に楽そうですね。とてもいい刺激が入りました。なんだかバイオリニストみたいな押弦かも?とも思いました。肘に軸となるとスポーツでいう足裏の重心位置と体ねじれの関係4スタンス理論で考えるのも説明がつくかなとも感じました。
by シロクマ (2015-06-27 13:57)
シロクマさん、再コメありがとうございます。
やはり基本は、楽器の安定で、そこに力まず自然に手が行くのが先決だと思います。
体格や手の形は人それぞれ異なりますので、ある人にとっての結果としての最適フォームが他の人の最適フォームとは限らないと思います。もちろん体格の近い人が結果として似てくるのは当然だと思いますが。
by Enrique (2015-06-28 08:18)