冨田勲のイーハトーヴ交響曲 [曲目]
すでに旧聞になりますが，連休中の５月４日（土），旧知に呼ばれた飲み会を一次会のみで帰宅して，何とはなしにTVをつけたところ，NHKの「ららら♪クラシック」で標題のをやっていましたので，何とは無しに聞いて（視て）いました。
冨田勲さんは，一時シンセサイザーで一世を風靡して，この分野の世界的大家です。かつて，あまりレコードを買わなかった私でも，その時買った記憶があります（CDでは無くてLPレコードでした）。「アランフェス」が如何にも宇宙的なシンセサイザーの音色で，奏でられたのを思い出しました。
ただ，それ以前のNHK-TVの「新日本紀行」のテーマ曲の作曲者という印象も強いものがありましたので，当時目新しかったシンセを使ったというインパクトも強いものでした。
今回は，宮沢賢治の世界を，初音ミクの歌声をフィーチャして描いた作品です。全然違和感無く，というかむしろ，このヴァーチャルな感じを宮沢賢治の世界に重ねたということで，さすがです。
あの青白い髪の毛を揺らして踊るミク。あの声も余り違和感がありません。というか，むしろ，冨田さんは，初音ミク無くしては，賢治の世界を描けないと思ったのだそうです。
80歳の冨田さんの挑戦心，技術的難題（ミクをオケに合わせる！）をクリアしたクリプトン・フューチャー・メディアの技術陣に拍手です。
冨田勲さんは，一時シンセサイザーで一世を風靡して，この分野の世界的大家です。かつて，あまりレコードを買わなかった私でも，その時買った記憶があります（CDでは無くてLPレコードでした）。「アランフェス」が如何にも宇宙的なシンセサイザーの音色で，奏でられたのを思い出しました。
ただ，それ以前のNHK-TVの「新日本紀行」のテーマ曲の作曲者という印象も強いものがありましたので，当時目新しかったシンセを使ったというインパクトも強いものでした。
今回は，宮沢賢治の世界を，初音ミクの歌声をフィーチャして描いた作品です。全然違和感無く，というかむしろ，このヴァーチャルな感じを宮沢賢治の世界に重ねたということで，さすがです。
あの青白い髪の毛を揺らして踊るミク。あの声も余り違和感がありません。というか，むしろ，冨田さんは，初音ミク無くしては，賢治の世界を描けないと思ったのだそうです。
80歳の冨田さんの挑戦心，技術的難題（ミクをオケに合わせる！）をクリアしたクリプトン・フューチャー・メディアの技術陣に拍手です。
ご無沙汰しております。
冨田勲さんといえば、展覧会の絵をシンセサイザーで編曲したのをFMで聞き、テープで何度もきいたのを覚えてます。30年以上前ですね。確か小松左京さんと二人で番組を進めていました。
by 黒板六郎 (2013-05-12 16:46)
黒板六郎さん，こちらこそ，ご無沙汰しております。このところ記事が滞っております。
私もその番組聞いたかも知れません。ただ録音はしていなかったので，記憶は曖昧ですが。記事にもある通り，シンセのアランフェスをレコードで聞きました。あの「新日本紀行」や大河ドラマのテーマ曲の冨田さんが，シンセで打って出たのは正直オドロキでした。
by Enrique (2013-05-12 17:45)