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アナログビデオテープのデジタル化 [日常]

ウチで初めてWindows機を買った2005年頃,ついでに安いキャプチャボードを買って,ビデオテープのPC取り込みをやったことがあります。キャプチャ自体は出来て,PC画面上ではそこそこ映るのですが,DVDのデータ形式であるMPEG-2への変換がヒドい様で,S端子でつないでも録画後の画質がまるでVHSの3倍モードの様な画質(おまけに動きの速いところではアナログにはないブロックノイズが出る有様)でした。そのため,ちょこっと試しただけで放置していました。

特に子供の赤ん坊時代などを録ったHi8のカメラがとうに壊れて処分してしまい,再生機を持っていないのでHi8のテープだけが死蔵されていました。

たまたまHi8のデッキの出物を入手したのですが,再生が辛うじて出来るような状態で,速送りや巻き戻しをすると,テープを巻きこんでしまうような状態です。テープを1,2本ダメにしてしまいました。メカを整備すれば良いのでしょうが,部品が無い可能性もあります。
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8mmビデオの画像を往年のブラウン管モニターテレビ「プロフィールプロ」に映してみました。すでにタマがボケていますが,味のある絵です。

デジタル録画をしたいと思いますが,アナログからデジタルへの変換部分が一番ポイントになるので,なるべく高画質の取り込み機器が必要です。

レコーダーでDVDに直接録画(一旦HDDに録画する事が殆どですが)してしまえば,簡単ですが,ウチにはありません。現在,DVDの標準画質でのレコーダーと言うものが殆ど無い様で,オークションなどで中古を探す事になります。もちろん,最新のBDレコーダーを購入すれば,画像入力で録画できます。しかし,最新機種はすでにS端子というものが省略されていて,コンポジット端子のみの申し訳程度のものです。早晩アナログ端子そのものが省略されそうな雰囲気です。

そこで,ネットオークションを探したところ,Canopus(現grass valley)のMTV-1200FXというビデオキャプチャボードを申し訳ないくらいの数百円の低額で落札する事が出来ました。
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箱とドライバソフト類も付いていたので,問題なく使えました。

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こちらはMTV-1200FXの前に試した,EV-1000TV-PRという同種のボード。リサイクルショップのジャンクで,ドライバソフト類はダウンロード出来ると思って買ったらダメで,¥300也(と時間が)ムダになってしまいました。

Windows XPの機械もまだ置いておいたので,役立ちました。上々の画質です。おそらくアナログ画像特有の画像のゆらぎなどの補正もしているようで,色はさておき(PCの液晶画面では判定不能です),アナログモニタで見るより却って画像の安定性は良いくらいです。これで,ウチにとっては貴重な数本の8mmテープをデジタル化出来ました。原本の8mmテープはサイズが小さいので,捨てずにとっては置きますが,今後は現在の環境でデジタル視聴できます。

あと,昭和年代(平成に入っていたかも知れません)のED-Betaのデッキ,現在電源が入らなくなっています。バルエコやセルシェルのテレビ画像などもこれで録画したのですが。現役時代から2,3度修理して,随分と掛かっているのですが,さすがにもう大枚掛ける気は起きません。
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そこでやはりオークションの利用となるのですが,デジタルの時代になった現在でも根強いベータ・ファンは結構いるようで,そうそう安くは入手出来ません。こちらはじっくり攻めるしか無さそうです。
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