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発表会雑感 [雑感]

前も書きましたように,当家は一年に何回も発表会があります。妻のピアノとチェンバロ,下の娘のピアノ。出るだけのものもあれば,開催側だったり,予定が合えば2人の娘も出たりと,回数を数えるのも面倒になってきます。大学生の娘がサークルでやっているもの(ピアノとヴァイオリン)は把握出来ません。それに私のギターの発表会ですが,練習は,発表会が後の娘の方が優先だったりします。

11月に発表会に出ました。以前ほどひどくは上がらなくなりましたが,まだ十分上がっていました。原因は分かりませんが,ステージに上がってみると,肩に力が入って縮こまっていることが分かりました。これでは指が良く回らないのは当然です。なかなかメンタルコントロールは難しいので,これは肩の力を意識的に抜けば良いのだと思いました。緊張すると顔が引きつるので,これも意識的に笑顔を作れば良いのだと思いました。しかし,ステージに上がったら,色々は考えられないで,脱力かつ集中できればいいのですが。。。

自分の演奏を客観的に聞きたいものですが,どのように響いているのか全く分かりません。自分の手で試せればいいのですが,響きの感覚がわからないので,これはかなりマイナス要因です。これは,事前リハの時に,ただ曲を弾くのではなくて,よく会場の響きに慣れないといけないのですが,ただただ失敗しないように,意図的にひびきを聞かない様に弾いていました。リハーサルから上がっていたら,何度やっても同じ事ですね。

忘れて止まるととっさに弾けなくなります。勢いが止まらないうちにごまかして通過すればいいのですが,アガリ演奏をしていると勢いが弱いのでしょう。止まって弾く練習をしていないので,上手くいくわけがないのです。アタマの中の歌が途切れてしまうとダメですね。音を抜かしてでもごまかして通過できると止まらずにすむのですが,これがなかなか大変です。ミスの仕方も練習しておく?というのもムリなので,事前の練習で度々ストレスを掛けて余りみっともなくない程度のリカバリーをしておくべきなのでしょう。

やはり暗譜が最大の課題でした。もう少し工夫すべきです。どんな方法であれ,譜面を書き出せるのが理想(書くのが目的でなくて暗譜のチェックのため)でしょうが,これは今回もやっていません。せめてアブナイ箇所だけでも実行してみればいいと思いました。左右の運指も書き出せれば理想でしょうが,追い詰められてくると,ただただ時間を惜しんで闇雲に弾くだけになってしまいます。もっと計画的に暗譜などを仕上げないといけないのでしょう。右脳やや優位の感覚派の私としての反省事項でした。
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黒板六郎

再来週、ソロの発表会があり、ローリンド=アルメイダ編の「煙が目にしみる」をやります。まだ暗譜できてません。思うに覚えている場所はやっぱり自信もって弾けますし、あやふやな場所はあがりまくるます。いまさらながら暗譜は大事ですね。
by 黒板六郎 (2012-12-04 22:21) 

Enrique

黒板六郎さん,コメントおおきにです。
そうですね。あやふやな場所は,鼻歌,譜面,指板,コード,なんでもやり易い方法総動員でさらっておいたほうがいいでしょうね。
ギタリスト編ですと手が行く様にはなっているとは思いますので,覚えにくいところは手で覚えるのが一番かも知れないですね。
チェック法は譜面書きだせるのが一番ですが,時間もないでしょうから,楽器持たないで歌えるかどうかが簡単なチェック法でしょうか。私の場合,しっかり歌えない箇所がアブナイです。
終始歌えて,楽しんで弾けると良いですね。
by Enrique (2012-12-05 18:27) 

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