入退院顛末記 [日常]
ある急性疾患で入院していました。ラパロスコープを使った手術かなと軽く考えていたら，そうでなくてしっかりメスで切られていました（手術前に説明は聞いていたのですが，何分余裕無いですから上の空です）。
これは，手術後麻酔が覚めるまでスネをシメつけておくソックスです。血栓が出来ない様にするためのものだそうで，いわゆるエコノミークラス症候群を防ぐためのグッズです。次回エコノミークラスに乗る時のために持ち帰る事にしました。
個人のバーコードの付いたリストバンドと共に，点滴液が注入されています。
トウモロコシ焼きを食べたせいではないと思いますが，キッカケくらいにはなったかも知れません。焼きトウモロコシに限らず，夏場過ぎで胃腸の働きが弱っているところで消化の良くない食物を沢山摂るのは良くないかも知れません。
栄養補給用のブドウ糖液に加え化膿止めの抗生物質が注入されています。
海外出張を控えていたのですが，止むなくキャンセルしました。１日退院を縮めればギリギリセーフだったので，医師の許可が無ければ抜け出して行こうと思っていたのですが，手術部が破裂するかもしれないと脅されて諦めました。
入院中の日記をブログに書こうという気持ちもチラと起きましたが，スマホでは異常に手間がかかる上，各種予約のキャンセルなど含め，これを使った作業は十分ありましたので，あえて煩雑を避けました。パソコンは持っていたので，ワープロなどで書き綴っても良かったのですが，ネット上に入院闘病記は沢山ありますし，病院の超平凡な私的日記もさしたる意味無いと思い止めました。
何分出張準備はいつも自分でやっていますので，キャンセル作業もすべてスマホでやりました。翌日の電話連絡も含め，足掛け２日，丸１日ほど掛かりました。非常に手間は掛かりますが，入院中で時間だけはありますので，ベッドに寝ながら頑張ってやりました。パソコンのキーボードだと早いですが，ベッドに寝ながらは出来ませんので，これにずいぶんと助けられました。今回ほどスマホの有り難さを感じた事はありません。パソコンはWi-Fiがつながらない状況下ではこれに関して無用の長物でした。
予約は簡単でも解約はメンドウになっているもの，最近のホテルではすごく安い代わりに予めカードから引き落とされていて解約料全額というものもあります。どうせダメならメンドウだから放っておこうかなとも思いましたが，せめて明細書だけでもほしいと思い，全て解約通知を出しました。中にはネットだけで出来なくて電話連絡を要するものや，ネット上で出来ても，メッセージ入りのメールを出さないといけないものもありました。
飛行機が国際線の往復と国内線の往復，ホテルが国内外３カ所，あと会議参加登録などです。それでも滞在中のホテルは丸々とっていたわけではないので，まだ助かりました。
国際便の航空機は解約も変更も一切出来ないと言うものでしたが，ダメモトで解約を申し込んだところ，期限ギリギリ（１時間半前くらい）で，手数料等は支払うものの，ほぼチケット相当分の金額が戻る見通しになりました。
国内線はANAの一番安い「旅割」は，事前に申し込んでも乗り遅れと同様に解約料が半額とられますがこれは致し方ありません。同じく料金が安くても株主優待割引は普通運賃扱いですから420円の払い戻し手数料のみでOKです。
国内のホテル予約の解約は問題なくすぐ行えました。
Hotels.comも安くて対応が早い代わり，ドライに全額解約料でした。事前にそう謳ってあったのですが，少しでも安い方が良いかなと思って予約したのでこれも致し方ありません。解約可能な予約料金がすごく高いなら別ですが僅かの金額の違いなら，解約可能な予約の方にしておいたほうが身のためです。
別なホテルをこちらでも予約していました。すでにカードでの引き落としは済んでいましたが，丁寧に全額戻りますと連絡くれました。
ウェッブページ上の入力だけで終わるのならば，スマホの操作でも苦は無いのですが，メッセージを入れないといけないのは大分手間がかかりました。
業務メールをso-netのwebmailにも転送しているのですが，これを読むのがストレス溜まる最大の原因でした。新しいものは1ページ目や２ページ目に来るからまだ良いのですが，１ヶ月前のメールを探し出すのが殆ど宝探し状態です。アタリをつけて66ページ目とか，67ページ目とかカット&トライで探さないといけません。反応の早いWi-Fi接続のパソコン環境ならまだしも，スマホ（iPhone)では何故かものすごく遅く，表示の拡大の反応が止まり，中風患者の様に画面が痙攣していたりと，一つ一つの操作をやるのにもストップ&ゴー状態でした。
スマホ入手以来，この入院中が最もヘビーに使った時期かも知れません。webmailは長年愛用して来ましたが，スマホ3G環境では別の手も考えないといけません。
トウモロコシ焼きを食べたせいではないと思いますが，キッカケくらいにはなったかも知れません。焼きトウモロコシに限らず，夏場過ぎで胃腸の働きが弱っているところで消化の良くない食物を沢山摂るのは良くないかも知れません。
海外出張を控えていたのですが，止むなくキャンセルしました。１日退院を縮めればギリギリセーフだったので，医師の許可が無ければ抜け出して行こうと思っていたのですが，手術部が破裂するかもしれないと脅されて諦めました。
入院中の日記をブログに書こうという気持ちもチラと起きましたが，スマホでは異常に手間がかかる上，各種予約のキャンセルなど含め，これを使った作業は十分ありましたので，あえて煩雑を避けました。パソコンは持っていたので，ワープロなどで書き綴っても良かったのですが，ネット上に入院闘病記は沢山ありますし，病院の超平凡な私的日記もさしたる意味無いと思い止めました。
何分出張準備はいつも自分でやっていますので，キャンセル作業もすべてスマホでやりました。翌日の電話連絡も含め，足掛け２日，丸１日ほど掛かりました。非常に手間は掛かりますが，入院中で時間だけはありますので，ベッドに寝ながら頑張ってやりました。パソコンのキーボードだと早いですが，ベッドに寝ながらは出来ませんので，これにずいぶんと助けられました。今回ほどスマホの有り難さを感じた事はありません。パソコンはWi-Fiがつながらない状況下ではこれに関して無用の長物でした。
予約は簡単でも解約はメンドウになっているもの，最近のホテルではすごく安い代わりに予めカードから引き落とされていて解約料全額というものもあります。どうせダメならメンドウだから放っておこうかなとも思いましたが，せめて明細書だけでもほしいと思い，全て解約通知を出しました。中にはネットだけで出来なくて電話連絡を要するものや，ネット上で出来ても，メッセージ入りのメールを出さないといけないものもありました。
飛行機が国際線の往復と国内線の往復，ホテルが国内外３カ所，あと会議参加登録などです。それでも滞在中のホテルは丸々とっていたわけではないので，まだ助かりました。
国際便の航空機は解約も変更も一切出来ないと言うものでしたが，ダメモトで解約を申し込んだところ，期限ギリギリ（１時間半前くらい）で，手数料等は支払うものの，ほぼチケット相当分の金額が戻る見通しになりました。
国内線はANAの一番安い「旅割」は，事前に申し込んでも乗り遅れと同様に解約料が半額とられますがこれは致し方ありません。同じく料金が安くても株主優待割引は普通運賃扱いですから420円の払い戻し手数料のみでOKです。
国内のホテル予約の解約は問題なくすぐ行えました。
Hotels.comも安くて対応が早い代わり，ドライに全額解約料でした。事前にそう謳ってあったのですが，少しでも安い方が良いかなと思って予約したのでこれも致し方ありません。解約可能な予約料金がすごく高いなら別ですが僅かの金額の違いなら，解約可能な予約の方にしておいたほうが身のためです。
別なホテルをこちらでも予約していました。すでにカードでの引き落としは済んでいましたが，丁寧に全額戻りますと連絡くれました。
ウェッブページ上の入力だけで終わるのならば，スマホの操作でも苦は無いのですが，メッセージを入れないといけないのは大分手間がかかりました。
業務メールをso-netのwebmailにも転送しているのですが，これを読むのがストレス溜まる最大の原因でした。新しいものは1ページ目や２ページ目に来るからまだ良いのですが，１ヶ月前のメールを探し出すのが殆ど宝探し状態です。アタリをつけて66ページ目とか，67ページ目とかカット&トライで探さないといけません。反応の早いWi-Fi接続のパソコン環境ならまだしも，スマホ（iPhone)では何故かものすごく遅く，表示の拡大の反応が止まり，中風患者の様に画面が痙攣していたりと，一つ一つの操作をやるのにもストップ&ゴー状態でした。
スマホ入手以来，この入院中が最もヘビーに使った時期かも知れません。webmailは長年愛用して来ましたが，スマホ3G環境では別の手も考えないといけません。
お見舞いのniceを送ります。
急性疾患って何だったのでしょう。もう大丈夫なのですか？
ラパロスコープって何だろうと思って検索したら腹腔鏡のことだったのですね。腹腔鏡補助下筋腫核出術を受けたいと思っていろいろ調べていたのですが、この手術の略語がLAMでした。そのLのことでしたね。私はLAMはできなくなったので、別な治療を検討しているところなのですが。
エコノミークラス症候群を防ぐソックス、筋腫の手術でも使っているようです。結構締め付けるものなのでしょうね。
それにしてもいろいろと大変でしたね。スマホが使えて良かったと思いますがいろいろ面倒だったこととお察しします。
私も入院したらスマホで写真を撮ったりしてブログを書きたくなるかもしれませんが、元気な時でさえ疲れる作業なので無理だと思います。
でもいろいろな治療記を読むと皆様手術後の大変な時にずいぶん頑張って記事を書かれているようですね。とてもまねできそうにないです。
by Cecilia (2012-09-19 09:07)
Ceciliaさん，お見舞いありがとうございます。
すでに退院しています。まあありふれた病気です。病院（医師）の方針にもよるでしょうが，私のは腹腔鏡下では摘出物が大きすぎてムリだったようです。
入院したのは中学2年生以来でした。エコノミークラス症候群防止ソックスは麻酔後の不随時の対応なので，麻酔するどの手術関係でも使うと思います。窮屈だと思った頃は麻酔が覚めてますから大丈夫ですね。
スマホは仕事のキャンセル（芸能人ではないですが）に100%稼働してくれました。それと入院記を読んだり，医療情報の収集にも役立ちました。医師と直接話するのが一番良いのでしょうが，忙しそうで中々時間とれないようなので，コチラも基礎知識を身につけておく必要もあります。生半可な知識を持っている患者をメンドウがる医師もいるかも知れませんが，そんな行為も含め患者ですから仕方ありません。ナースにイロイロ事情打ち明けておけば，主治医に伝わるのだと言うのも分かりました。
さすがにスマホのみで入院中病気自体をネタにブログを書く気にはなれませんでした。点滴仰寝中あまりスマホ操作に夢中になると，液の落ちが悪くなったり血が逆流するのであまり良くないと言う事も分かりました。
by Enrique (2012-09-19 11:02)
更新がしばらく無いのでどうしたのかなとは思っていました。もう退院されたとのこと、なによりです。くれぐれもお大事に。
by 黒板六郎 (2012-09-19 21:29)
入院、手術とは大変でしたね。しかし、既に退院されたとのこと、良かったです。早い復帰をお祈りしています。
ギターが弾けるようになるのにはまだ時間がかかるのでしょうか？
by Poran (2012-09-19 22:33)
この記事にnice! は場違いですね。
入院、手術と大変なことでしたね。お見舞い申し上げます。
最近親が手術をしたばかりなので、お写真のいろいろなものは全部見覚えがあります。
お忙しい中、拙ブログにお越しくださり恐縮です。
ご無理なさらずに早くお元気になられますよう。
by glennmie (2012-09-20 00:52)
黒板六郎さん，お見舞いありがとうございます。
iPhoneで記事書こうかとも思ったのですが，やはり隔靴掻痒感は否めませんので止めました。なるべく体を動かす様にしていたせいか回復が早いと言われました。
by Enrique (2012-09-20 06:48)
Poranさん，お見舞いありがとうございます。
自分でも気にはなっていたのですが，現在ギターを弾くのには支障ありません。特に重いものを持ったりしなければ，ラジオ体操等も大丈夫と言われました。
by Enrique (2012-09-20 06:52)
glennmieさん，お見舞いありがとうございます。頂けるものは有り難いです（笑）。
病院の器具類は何かこわくていやなのですが，自分が付けられたら仕方ありません。無理せず復帰したいと思います。
by Enrique (2012-09-20 07:00)
緊急入院！？びっくりしてしまいました。
しかしもう退院されたとのこと、その早さにも驚きですが・・・でもメスを入れるようなことをしたら、結構体には負担がかかりますよね。
（以前鼻の奥にできたデキモノを切られたことがあるのですが、処方された化膿止めの抗生物質のせいで体調を崩したうえ、ガンかどうか調べる病理検査の結果待ちなどで、「その後」の方がキツかったです）
ゆっくりと無理せず御復帰ください。
ところで自分はスマホどころか携帯も持ってないので、もし入院みたいなことになったら、ブログやツイッターなどネット活動はもう完全に「放置」状態になるのかと思うと、怖いです・・・。
by REIKO (2012-09-22 20:49)
REIKOさん，驚かせてスミマセン。
昨日退院後の診察を受けて来て，もうフロもザブンと浸かって良いとのことでした。一応抜糸だったのでしょうが，薄い絆創膏状のものをピッとはがすだけでした。糸はもちろん，ホチキスも使わないのですね。すっと細い傷口が見えるだけで，目立ちません。メスで切った割には最短の６日間で退院出来ました。腹腔鏡による手術ではもっと早い様ですが。
しかし，合併症や麻酔の後遺症などに悩まされるケースもあり，最悪１ヶ月くらいの入院になることもあるようでした。不幸中の幸いだったと思いますが，海外出張がパーになりました。
手術台まで歩いて行って，部分麻酔だったのですが，あっと言う間に寝てしまい殆ど全身麻酔状態でした。
最近はネット環境整っている病院もあるようですが私が入った公立病院は無線LANとかまるでダメ，携帯回線でスマホでチマチマでした。
by Enrique (2012-09-22 22:06)
緊急入院されていたのですね。それでも、すでに退院されたとのこと、よかったです。きっと、海外出張などされお忙しいのが原因の一つではないでしょうか。どうぞ、ご自愛下さい。
by アヨアン・イゴカー (2012-09-24 08:15)
アヨアン・イゴカーさん，nice&コメント，お気づかいありがとうございます。
出張前後ゴタゴタがあったので，それを片付けてと思っていましたら，ドクターストップが掛かってしまいました。医学的な原因は不明でも，おそらくストレスが要因であると思います。上手くコントロールしたいと思います。
まさか入院するとは露しらずの当日朝，ギターの練習をする気が全く起きませんでした。楽器を弾けるということが健康のバロメータだということが良く分かりました。
by Enrique (2012-09-24 12:47)
遅ればせながら、お見舞い申し上げます。
お大事になさってください。
by てですこ (2012-10-02 18:18)
てですこさん，お見舞いありがとうございます。
すっかり元気になりました（もともと大した事はなかったとも言えます）が，予定していた海外出張がパーになり，すこし心に隙間が出来てしまいました。
by Enrique (2012-10-02 18:39)