SSブログ

近況報告 [日常]

音楽関係でのこの夏の近況報告をします。
 
・M=トローバのソナチネを卒業して新曲に取り組んでいます
いつものことながら,暗譜は済んでいません。次やる課題を探していましたが,「イギリス組曲」にしました。ギター曲のそれですので,J.デュアルテ作曲です。バッハのではありません。
おそらく秋の発表会ではこの曲をやることになると思います。譜ズラはちょっと難しそうですが,非常にギター的で,予想以上に弾きやすく出来ています。デュアルテはギターを弾く日曜作曲家らしいですので,さもありなんですね。

・カルカッシの練習曲をやり直しています
昨年録音前提でせっせと弾いたのですが,やっぱりじっくりとやらないとダメですね。
リョベートの付けた運指を守るべきとの考え方もありますが,モチロンそれはそれで勉強させていただいて,変えてみることもしています。幾らでも運指の可能性が出てきて,弾くたんびに変わったり,リピートでも運指が変わったりするような有様です。
中級の練習曲として優れたものですが,若いころやったという方もやり直してみると色々再発見があると思います。私はわずか1年ぶりですが,かなりある再発見に驚いています(単に忘れているだけなのかも知れませんが)。この練習曲ツマランという意見も聞きます。確かにソルほどの音楽性は無いにしても,むしろ大変分かりやすく,練習曲にして非常にすぐれたものだと思います。
 
 
・主催側のピアノ発表会がありました
昨年の場所がとれず,3か所目の会場でした。最初の頃は800人くらい入る規模的に立派な会場でやっていましたが,前回まで使ったところは,音楽ホールと催しもの会場の中間くらいの場所でした。今回の処は,メインホールに付随している,2階席まで入れても200人余りの小ホールでした。思ったほどには響きませんが,純粋な音楽ホールらしく,音がクリアーで,ギターにも使えそうな良いホールでした。多くの参加者の家からはちょっと遠い田園地帯なのが玉にキズではありました。

・チェンバロを継続しています
家にはないので外部で練習を続けています。

・大萩康司を愛好しています
セルシェルを愛好している妻が,最近大萩康司を発見しました。家事や練習の道すがら聞いているようです。日本にもセルシェルのようなギタリストがいたと言って夢中になっています。「力が抜けていて,ねいろがあってヨイ」といっています。他のギタリストは余り知らないはずですが。
 
子供
・上の娘の音楽活動関係等で重たいのがあったのですが,書くような内容ではありません
ピアノと平行してやっているポピュラーオケの発表会を何とかこなすことが出来,見てきました。娘関連で何度か上京していました(その1回にkotenさんREIKOさんにお会いできました)。

・下の娘がブルグミュラーをやっています
子どもは時間の進みが速いです。たいがい喜んで弾いていたのですが,「乗馬」は好きですが,「つばめ」が嫌いっだったようですが,だいぶスムーズに弾けるようになって来ました。 
nice!(4)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 4

コメント 4

Cecilia

私も忙しい時期に本番がいくつかありました。
練習も充分出来てないのに・・・。(苦笑)
ちょっと余裕ができたのでじっくりいろいろなことに取り組みたいと思います。
ご家族で頑張っていらっしゃいますね。
私もチェンバロをさわりまくる機会があり、楽しかったです。
by Cecilia (2011-09-01 09:40) 

Enrique

Ceciliaさん,nice!&コメントありがとうございます。
いろいろ活動していても,案外ブログ記事にはならないものですね。紹介聞記事を書く時間もない!(そのまんまも書けないですしね)
チェンバロは欲しいのですが,中々手に入りません。子供にかかり過ぎですね。第2号第3号も構えていますし。
by Enrique (2011-09-01 10:12) 

REIKO

(ピアノの話ですが)練習曲って、ある時期まではすごく嫌だったんですが、やはりちゃんとやっていないと思うように曲が弾けないことがわかって、きちんとやるようになったら、面白くて?結構ハマッた経験があります。
ツェルニーの曲集を買いあさったりして。(笑)
中に良い曲を見つけると、嬉しかったです。
(たまに紛れ込んでる?んですよね)

ギターの「運指」っていうのは、右手も左手もそれぞれあるのですか?
ギターは右と左で「やってることが違う」ので大変ですね。
by REIKO (2011-09-04 00:50) 

Enrique

REIKOさん,コメント有り難うございます。
練習曲に関しては楽器によって細部は異なっていても,大枠は同じだと思いますね。ピアノや娘のヴァイオリンの練習曲見ていると,ギターは丁度それらの中間的で面白いですね。弾きたい曲への執着が強いと,回りくどいのはイヤなのですが。「急がば回れ」に気がつくのですね。ブルグミュラーのように「標題」がついているのも取りくみやすくて良いのですが,イメージが固定してしまうキライもあり,そっけない「練習曲No.*」も悪くないと。
>ギターの「運指」っていうのは、右手も左手も
よくぞ聞いてくれました!(笑)。
左手は移動も大きく大有りです。場合により何通りでもある場合もあります。それに右手も影響受けます。左手が同じ運指であっても右手運指にも多少違いがあります。スケールなどは逆に右手の運指の都合(親指側が高音側を弾く逆指を避ける意味)で左手側を変える事もあります。右手は地味ですが実際に音を出す方なので重要です。どの指がどの弦を弾くか場合によっては右手運指を良く検討しないとスムーズに弾けない場合や右手をセットしてから左を待ち構える,逆時間差攻撃等もあります。ギターの学習は数ある運指事例を学ぶ(自分でもつける)と言っても過言でないかもしれません。ギタリストの作品ならば,ほぼ「想定運指」があるのでその通り弾けば良いわけですが,そうでない場合はそれも無いわけですね。
和音をピアノの様に普通に弾く(プンテアード)か,アルペッジオ風(これも何通りか)に弾くか,ジャラジャラーンと(ラスゲアード)で弾くかはギター独特の極端な例ですね。
by Enrique (2011-09-04 08:17) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。