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ポーランドから(6) [旅行]

食べ物は旅の楽しみの一つです。ポーランドは食べ物が美味しいです。取り立てて美味というよりも,時には,和食に近いのではないかと思えるくらい量も味も日本人にぴったりです。

最初投宿したホテルの朝食です。ビュッフェ形式です。大したものはありませんが,美味しいです。ケーキショップも兼ねているのかおいしそうなケーキがウィンドウに並んでします。星のないホテルですが,レストランは立派なものです。ケーキにはサクランボや杏状のもの,ベリー類などがたっぷり入って美味しいです。

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なんの変哲も無いビュッフェの朝食ですが,どれも素材の味が良いです。私は卵が昔の田舎の味がすると思います。

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ケースにならんだケーキ類。思った程安くは無い感じです。

そこのホテルの2日目の夕食。前菜的にビーフのカルパッチョ。ビールの共にぴったり。主菜は川カマスのフライですね。カリカリに揚げてあり,中々美味です。ザリガニのソースがかけてあります。ビールが進みます。
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薄切りのチーズが掛けてあります。特に前菜ではありませんでしたが,最初に持ってきてもらいビールの肴にしました

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メインディッシュの「川カマスのフライザリガニソースがけ」(私の命名です)。ザリガニ自体は余り味が無いですが,トータルとして良い料理です。大変口に合います。

こちらでもすしがファースト・フードとして並んでいますし,かなり食されているようです。火曜日ショパン博物館見終わってポリテクニカに向かう途中,ランチを「音寿司」でとりました。スタッフに日本人はいないようでしたが,まあまあの味でした。そう高くもありません(ポーランドは食べ物安いですから,その中では高い食べ物です)。このランチセットで40ズロチ。でもマクドのハッピー・ミールが10.5ズロチですから,やはり高いですね。まあまあと言ったのは,シャリに殆ど味がついていません。にぎりはそれなりのようですが,巻物は殆どご飯のままという感じです。そのためか,左のアナゴ(のようなもの)が巻かれている巻物にはタレが掛けられていて,これはこれで良いです。カルフォルニア巻きはてんぷらが入っていて,どうも天むすとフュージョンしているようですね。
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味噌汁の味も良いです。ポーランドではジューレックという味噌汁に似たスープがありますので感覚近いのでしょうね。寿司にワサビは入っておらず,練りワサビがたっぷり添えてあります。ちょっと気になったのはキムチが添えられている点ですね。もちろん日本でもおなじみですが,寿司とはちょっと?ですね。でもまあまあ良く出来ています。番茶が添えられていますが,緑茶が欲しいところでした。
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KEBABというものが気になっていました。何となく勝手にクレープのようなもので具を巻いたものかと思っていましたら,この様なものでした。適当に頼んだものがこれだったというだけで,形状・形態さまざまです。ごく細長いものを食べている若者もおります。主食をパンの代わりにフレンチポテトにするのもよくあるようです。大きな肉のカタマリを焼いたものから削り落とすアレ何て言うのでしょうか?その削り落とし肉,それにきゅうり,キャベツ,などに大量のフレンチフライ。これにマヨネーズとケチャップ状のソースがかけられています。皮は無くて具だけという感じです。ケチャップはジャムに近いくらい甘いです。お腹がすいていたためか,大変美味しく,あっという間に平らげてしまいました。
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KEBABは客の入りがMacやKFCには全然かなわないようです。

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適当に頼んだKEBABの一種?直径30cm近くありましょうか。

ファーストフードの類でもなかなか美味しいですが,いただけなかったのが,グダンスクの宿に程近いレストランでとった主菜のビーフです。表面が焦げて肉が硬いです。こんなに焼くのでしょうか?超ウェルダンです。ベーコンが巻きついていたのでそれを美味しくいただきました。ポーランドでは殆どの食べ物は美味しいのですが,肉は牛も豚もしっかりしっかり火を通すようです。
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nyankome

ケバブ料理は中東のあのケバブでしょうか?
秋葉原から始まったのでしょうか、大阪の日本橋にもトルコ料理のお店があります。
by nyankome (2010-09-21 08:20) 

Enrique

nyankomeさん,nice&コメントありがとうございます。
ケバブに関しては殆ど知識がありませんでした。あの吊下げて焼いた大きな肉の塊を削り取るものを,ケバブというようですね。その食べ方は色々あるのでしょう。あちこちの料理,ミックスしていますね。
by Enrique (2010-09-21 09:09) 

やーさん

ポーランドには40年近く前に一度だけいったことがあります。その当時は、町中を歩いていると、私のドルと彼らのズロチを交換しないかという誘いが随分ありました。オフィシャルな交換レートよりはるかに良いレートだったので、少し交換した記憶があります。ポーランドでの食事については、殆ど記憶がありませんが、唯一覚えているのは、赤い砂糖大根(ビート)のスープでした。あまりにも量が多くて飲みきれませんでした。

写真に載っているすしランチは、なかなか見た目もよいですね。みそ汁とキムチと多分奥にあるのは、サラダだと思いますが、セットで40ズロチの値段は、ドルに換算すると13ドル位ですので、まあまあと言ったところでしょうか。最後のケバブの写真のプレートは、その量のすごいこと、フライドポテトだけでも私には食べきれないでしょう。
by やーさん (2010-09-22 07:10) 

Enrique

やーさん,コメントありがとうございます。
40年前ですと,完全にソ連支配下だった時代ですね。貴重なご体験です。
現在はすっかり自由主義経済化していて思った程の物価の安くなさが印象的でした(日本がデフレなせいもあるのでしょう)。特に円安だったリーマンショック直前の08年9月にはそれを感じました。写真のKEBABは15ズロチ弱で一番高い品でしたし,革のしっかりした財布が12ズロチ(思わず買ってしまいました)とか革靴が15ズロチとかで市場で売っていました。物価のアンバランスを感じました。
by Enrique (2010-09-22 08:25) 

koten

寿司がワールドワイドな食べ物になったことは、TV放送で知ってはいたのですが、こうして記事にしていただくと改めて実感できますね。
今まで「ファースト・フード」といえば某マッ○などの「早くて安いけど栄養どうなの?」的な食べ物をイメージしていたので、記事中の「すしがファースト・フード」というフレーズに若干違和感を覚えたのですが、よく考えてみると、日本でも回転寿司はれっきとしたファースト・フードなんだなぁ(&実はマッ○の方が待ち時間が長いんじゃないか!?)と改めて思い知らされました(笑)。ともあれ、寿司は握りたてが美味いですよね。
by koten (2010-09-23 18:32) 

Enrique

kotenさん,nice&コメントありがとうございます。
私は寿司は元祖・ファーストフードだと思っています(笑)。むしろ,これを食べた所はちゃんとしたレストランになっていました。サンドイッチなどど並んで駅の軽食店にも置いてありました。
すごい人気で日本料理=すし,みたいになっていて,フレンチもイタリアンも完璧に制しています。逆に中華・アジアン料理にも寿司があったりします。擬態は動物界だけではないのですね。
by Enrique (2010-09-23 21:41) 

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