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音楽の学校・Jazz第1回 [音楽理論]

Jazzは聞くのは嫌いでないが,弾けない。特に即興的な演奏が出来ない。メロディにぱっと伴奏をつけることなどは別にJazzでなくても,出来てぜんぜん悪くはないが,苦手意識がある。

このシリーズ,バッハ編が終わったので,「やめよーかなー」と思っていたが,視てしまった。割と面白かった。5/1(土)の11:45~だった。

今回はゲスト講師が山下洋輔氏と大谷能生氏。バックの演奏をつとめるのが,田中邦和トリオ<田中 邦和(サックス)・高瀬 裕(ベース)・ASA-CHANG(ドラムズ)>。

子供たち向けのワークショップ演奏は,国立音楽大学ニュータイド・ジャズ・オーケストラがつとめる。

第1回はジャズの起源。
単純化すると以下のような関係。

ジャズ=ブルース+ラグタイム+ニューオーリンズ・マーチ

ここで,
ブルース:奴隷の労働歌(アフリカの旋律)に楽器の伴奏
ラグタイム:アフリカのリズム,2拍子でシンコペーション多用
ニューオーリンズ・マーチ:マーチング・バンドがラグタイムや即興を取り入れる

音楽的には,ブルーノートと呼ばれる音の付加が特徴だという。
山下洋輔氏がアフリカの民謡と言っていたが,一種の旋法だ。何となく短調風の音を使うなという位の認識しかなかった。初めて知った。

和声の約束からしたら間違いをおかしながら解決に向かう。いわばクラシックで言うところの経過句が拡大されるがどこかでお決まりの解決。ここの暴れ周り度がジャズの面白さのようだ。坂本氏も好きなようで,色々やって見せる。

コール&レスポンスによる即興性もジャズの重要な柱の一つ。これの実習をやった。

今回のシメは3氏と田中邦和トリオのセッションで「スワニー川」。
坂本氏は初めてとのことだが,水を得た魚の様に生き生きとして即興演奏。新鮮だ。

Jazzの知識が全くと言って良いほどなかった。
この番組で聞きかじった知識のみで,放送で取り上げられたフォスターの「スワニー川」のアレンジらしき練習をしてみた。特にベースは放送で聞いた特によく使うという音階音を執拗に演奏させただけ。音がぶつかってもお構いなし。でたらめだが後半ジャズっぽく聞こえるかどうか。。。notelightの使い方練習だ。



最初の音階音が,Jazzで良く使われるといわれる音。ミ♭とシ♭をブルーノートというそうだ。
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Cecilia

このシリーズを拝見させていただくたびに、一週間は早いと思わされています。
Enriqueさんの作品ちゃんとジャズになっていると思います。
こういうのを聴くと自分も挑戦したくなるのですが・・・。
ピアニスターHIROSHIさんがちょちょいのちょいとできそうなことをおっしゃっているので、どんどんやってみたくなります。
by Cecilia (2010-05-02 12:51) 

Enrique

Ceciliaさん,さっそくのnice!&コメントありがとうございます。
わたしのは作品とは呼べるものではないですが,一応こういうことが出来るということで。。。
自由自在というわけには行きませんが,入力そのものはfinaleよりも大分楽ですね。ノートパソコンで1時間半くらい掛かったでしょうか。凝るといくらでも時間は掛かりそうです。3連符に時間が掛かりましたが,このソフトは特にコピペが音符単位で出来るのが助かります。
音の変なところも自動的に直してくれればいいのですが。。。

by Enrique (2010-05-02 14:39) 

nyankome

ベースが入ってきたところで、Jazzっぽくなるのですね。
アンサンブルの合宿で似たような通奏低音の課題をするのですが、興味深いです。
by nyankome (2010-05-03 11:09) 

Enrique

nyankomeさん,nice!&コメントありがとうございます。
和音の使い方とリズムの崩し方がよくわかってないので,全然出来ていません。最初はテーマがよく分るようにただドソミソのバイエル風にしました。
こういうのは生の楽器で弾いてやる方が早いですが,譜面が残るのはメリットです(これはまだ残すようなものではないですが)。
by Enrique (2010-05-03 17:13) 

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