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マヌエル・ベラスケス(12) [楽器音響]

マヌエル・ベラスケス(11)よりつづく

マヌエル,あなたはトップを3mmより厚くするとおっしゃいましたが,そしてさらにブレースを置くのですか…

トップにも置きますし,サイドにも置いて,内面のライニング(サイドをトップに保持するダイヤモンド形状のもの)に接着します。スペイン式で仕事をしています。

トップ側にも,バック側にも。

そうです。 今は,ヨーロッパ式で,最初に,サイドにライニングをにかわで接ぎ,そして次に,それらの側をネックに調整します。 そして,それらを型に入れます。 そしてテール・ブロックを入れた後,トップとバックをにかわで接ぎます[手をぴしゃりと叩く]。バックが先でもトップが先でも,お望みどおり,どちらでも可能です。あるいは,能力があれば,すべて一緒にすることもできます。私は,すべて一緒にします。バックとトップの接着時間をかせげるのが,私がにかわを使用する理由です。

それで,あなたがそれほど速く作業しなくて良いということですか? にかわ…

非常に速く作業しなければなりません。しかし,いったんトップとバックを組み立てて,それが完全にフィットすれば,ただにかわをつけ,バックを置き,裏返し,トップを置いて,クランプするだけです。

あなたは「コレア」ロープを使用する代わりにクランプを使うのですか?

ええ,私はそれを信じません。スペインの人々は,その[方法]を使用して,しばって接着します。私はそれを信じません。私はクランプを信じます,はーっ!私は半面の上に6個ともう片方に6個使用します。そして,テールとネックには2個の大きい留め金を使います。私はベニヤ板からパターンを作らなければなりません。それはただ中に穴がある1片の木です。それは本物の木である必要はありません。

あなたはトーレスのブレーシング・パターンを使用しているのですか?

はい。私はトーレスから,サントス・エルナンデスから,そしてハウザーからコピーしました。そして,私は何かを加えます。

それは何ですか?

小さい木です。

ブリッジの下ですか?

ブリッジの下に,それは,トーレスに属する何かです。[編注:スチール弦ブリッジ板のようなもの]ギター製作の開始以来,彼はそれを置きました。私もギター製作開始以来それを使用しています。(つづく)


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