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マヌエル・ベラスケス(11) [楽器音響]

マヌエル・ベラスケス(10)よりつづく

あなたはすべてのギターを同じ寸法で作るのですか?

同じ寸法の型です。 ボディーとフレットの測定値はすべて標準のものです。私はドイツでStihlによって作られた,フレット切り冶具を持っています。「のこぎり直径は約31インチです。」 私のフレットはドイツでオーダーしていますが,スタッド(訳注:フレットの足につくギザギザのこと)は全くつけません。私はスタッドが好きではありません。それは非常に広い溝を作らなければなりません。私は,すべてが正確に行くのが好きなのです。もちろん,私はナイフでそれらをします。みぞにいつも接着剤を使うからです。もし接着剤を使用しなければ,ギターを完成させて弦を張ると,いくつかの場所で良く鳴り,他の場所では鳴らないということがわかるでしょう。そのため,私はにかわを使うのです。

日本の方々は大変うるさいですが,私の市場であり,私は日本に食べさせてもらっています。彼らは価格については議論しません。いつもブラジリアン・ローズウッドとドイツのスプルースが欲しいと,彼らは木についての議論をします。ですので,私は彼らに喜んでもらおうとします。私はそれをしなければなりません! 彼らは,「マエストロ,あなたは指板に小さいカーブ,小さい楕円形をつけることができますか?」と尋ねます。 「できます。」と,私は言って,そうした2本を作って送りました。彼らはそれに魅了されました。彼らはそれを試してより弾きやすかったと。私はその楽器を演奏してみて,セーハを押さえるのがよりやさしいと信じました。

あなたはギターの他の接合部には何を使用しますか?

所々,私はホワイト・グルー(訳注:日本の木工ボンドに対応)のような樹脂接着剤を使用します。他の部品には,にかわを使います。 私自身で用意する熱いにかわです。指板にはいつもにかわを使用します。ご存知のように,修理作業の場合にです。そして,ブリッジもです。私はライニング,および,バックのブレーシングには樹脂接着剤を使用します。しかし,修理作業の場合,バックとサイド,バックと前部を接着するのに,モザイクに,私はにかわを使用します。3000ドル4000ドルする良いギターをどう修理するのですか?木工接着剤や樹脂接着剤[笑い]を使用するなら,それを投げ捨てなければなりません! それが,私がにかわを使用する理由です。それを取りはずすには,熱を使います。または,私は,バイオリンメーカーから酢を使用できることを学びました。しかし,酢なので,ナイフでは,金属を損なってしまいます。[スペイン語で]それは黒くなってしまいます。

フラメンコとクラシックギターとの構造の違いに関して少し教えて頂けますか?

構造は同じです。唯一のものが,より薄い木です。スペイン人に従えばボディーはシープレスなのですが,今彼らはフラメンコにローズウッドを使用していて,より良い響きです。より薄いローズウッドか,より薄いシープレス。トップはクラシックギターと同じです。あなたが,よりまろやかなヴォイスが欲しいなら,少し薄くするかもしれません。ニュー・フラメンコ・プレーヤーの多くが,現在,クラシックギターのような,より多くの遠達性を必要とします。何年も前には,彼らは,ラスゲアードのため,非常に柔らかい楽器を欲したのです。現在,彼らはそれを気にしていません。ご周知のフラメンコギタリスト(サビカス)は,現在クラシックギターでフラメンコを演じるのを好みます。そして,ブリッジは大変,大変,低しなければなりません。

その箱自体は,より浅いですか?

それほどではなく,ほんの少しです。何年も前には,それは白いシープレスと,ラスゲアードのために非常に低いアクションでした。今,彼らは明確な音を聞くのが好きです。彼らは,より高いアクションを好みます。

Se esta cansando? [お疲れなら,お知らせください。(スペイン語で)]

あなたを喜ばせるために,私はここにいます。(つづく)


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