あちこちガタ [日常]
先日床暖のボイラが壊れたと思いましたら,今度はトイレの便座部分の表示が点滅しています。
実際には点滅しています。 |
床暖のボイラに関していえば,やって来た検査員曰く,「型式が古いので,燃焼の制御基板の交換部品は無い」のだそうで,「ボイラ本体の交換を依頼してください」とのことでした。「これからシーズンオフになるので,今交換するとまた半年以上機種が古くなってしまうから,少し我慢して次の冬に最新機種を入れる事にする。」と言うと,何か訳のわからないことを言って帰って行きました。
ネットで調べてみますと,現在販売されているものも型式は全く変わっていません。しかしやはり,燃焼時間のタイマーが内蔵されている様で,燃焼時間が1万時間を越えているとか言っていました(リモコンを特定の操作をすると,積算燃焼時間が表示される様です)。燃焼を継続させない様には壊れますが,燃焼時間はしっかりモニターされている様です。「現流品ですが,長く使用されたのでもう寿命です」と言ってもらえばまだ納得できたのでした。制御基板を交換しても燃焼部のセンサやら何やらあちこち五月雨式に壊れてくると言うことなのかもしれません。ちなみに燃焼制御の基板はカスタム品の様で,ネットで型式を検索しても見つかりませんでした。
製造責任のことや、作業員に修理のノウハウの伝承するコストを考えると作りきりで売り切り、メンテナンスはほぼしないの方が全ての面でコスパが良いというのはいつもながら、ちょっと虚しくあまりいい気持ちがしませんね。
でも社会全体的には機械や物事の仕組みを多くの人が理解出来ていると結構プラス面も多い気がしますけどね。
by シロクマ (2017-05-03 08:44)
シロクマさん,「修理より取り替え」は量産機器の宿命のようになっています。修理といったってユニットの交換なのですが,それすらしないようになっているようです。
機器の仕組みには興味がない人も多いですが,せめて社会の物事の仕組みについてはよく理解した方が良いと思いますね。
by Enrique (2017-05-04 07:10)