インヴェンションを弾いてみる〜その2〜 [演奏]
バッハのインヴェンションをギターで弾いてみる・その2です。
今回はインヴェンションの第2番ハ短調です。ハ短調のままで弾くのはほぼ無理のようで,Ken Hummer編ではイ短調に移調されています。第1番ハ長調だったので,ここは3Fカポタストで移調して,実音ハ短調としました。カポで弾き易くなった分,Ken Hummer編ではあらかた省略されているトリルを極力入れてみました。
とりあえずの演奏ですが,まあこれは人前で弾く様なものでは無くて,ちょうどクラヴィコードで弾く様な,一人で弾いて楽しむ音楽だろうと思います。下のプレーヤで再生出来ます。
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何故か、冒頭の部分の印象。アンダルシアの家の暗い陰の中にいて、開口部から眩しい太陽の光を見つめているような気分になりました。(尚、私はアンダルシアどころか、外国へはどこも行ったことがありません、韓国へ出張で一度行った以外は。^^;)
バッハはモルデントなどの装飾音がとても効果的なので、逆に入っていないと淋しくなります。
by アヨアン・イゴカー (2016-01-23 18:28)
アヨアン・イゴカーさん、nice!&コメントありがとうございます。
普通に鍵盤で弾いたのとかなり印象は変わる感じです。当然鍵盤で弾かれることをバッハは想定しているはずですが、ギターで弾いてみるのも別な発見があって面白いと思います。
モルデント等入れるのは、鍵盤ならば何処でも大差ないのですが、ギターで弾いていると、場所によって弾きやすさや弾く手段が異なります。
by Enrique (2016-01-23 21:25)