Carcassi 再考~Op.60-22~ [演奏]
カルカッシのOp.60も後半,20番あたりからとみに難しくなります。
少し気合いを入れないと,弾けないですが,かと言って気合いだけが先行すると,音が抜けたりします。
少し気合いを入れないと,弾けないですが,かと言って気合いだけが先行すると,音が抜けたりします。
ちょうど子供の運動会の親競技に出て気合いで走るものの,あれあれウソのように足が動かず,気持ちだけが先走ってすってんころりん。といったところでしょうか。
そんなところで,久々のCarcassi, Op.60-22です。気合い先行気味の演奏です。弦が新しいせいもあり,擦過音が結構うるさいです。
調は第1番,6番,15番以来のハ長調です。このハ長調という調はギターでは存外弾きにくいです。スケールともアルペジオとも言えない音型の連続で音の処理が大変です。特に下降スラーを伴う下降音をキレイに弾くのは練習が要ります。同一弦で弾く音はスケール的に弾けば良いですが,弦が変わる音はアルペジオ的に同時に鳴ってしまいます。従って,スケール的な音はなるべくレガートに,アルペジオ的な音は適切に消音しながら弾くべきだと思います。余りそのようには弾けていません。
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タグ:Carcassi
楽しい曲ですね。青空に、白い雲がふわふわと浮かんでいるのどかな田園風景が目に浮かんできます。
by アヨアン・イゴカー (2015-07-26 22:14)
アヨアン・イゴカーさん,お聴きいただきありがとうございます。
そのようなイメージまではまだ持ててないですが,イメージを持って弾き直すとまた良いのかも知れません。
by Enrique (2015-07-26 23:02)