ページ閲覧数ランキング [雑感]
ブログ開始一周年を期して,今までの記事を少し振り返りたい。ここでは閲覧数の上位下位を見ることにする。なお,下位に関しては直近のものは当然閲覧数が積み上がっていないので,11月いっぱいまでのものとした。
1/14 21:00現在
ベストテン
順位 日付 タイトル 閲覧数
7位 04/25 アルハンブラ宮殿の思い出(2) 344
ワーストテン
順位 日付 タイトル 閲覧数
あえて,コメントするとすれば,アクセス数の多い記事は,クラシックギターの核心を突く記事,あるいは,ちょこっと知りたいがネット上にその情報が少ないといった記事だろう。総じてギターに関連しない,あるいは関連してもややマニアックなものはアクセス数が少ない。
第1位,「アルハンブラ宮殿の思い出(1)」。3連載した記事の2つがベストテン入り。この曲の人気の高さが分かる。検索ワードでは「アランフェス」も多いが,記事が幾つかにまたがり,演奏に関するややマニアックな話題であったためか,個々のページごとのアクセス数は多くない。
第2位,「藤元高輝」くんの記事は小耳にはさんだ話をちょこっと書いただけなので,読んだ人の満足はあまり得られていないと思うが,検索にはよくヒットしたようだ。
「弾きやすい曲」が第3位。「弾きやすい曲(バッハ編)」もベストテン入りをうかがっている(11位)ことから見ても,この需要は多いのだと思う。当人も気楽にぱっと弾ける曲がもっと沢山あれば良いなとは思っている。カルリやカルカッシも良いのだが,「ラグリマ」や「11月のある日」くらいの技術の良い曲がもっと沢山あればと思うし,ギター以外の有名曲にも弾きやすくてきれいなアレンジメントが欲しい。どうしても,良い曲・アレンジは中級以上の技術になってしまうので。
「ハカランダ」に関しては,やはり「信仰」があるのか,閲覧数は多い。もちろん,写真を沢山入れたり,当人も力を入れた記事なので,大変うれしい。
村治佳織さんの演奏を聴いて,「主よ,人の望みの喜びよ」を弾いてみたくなるのは無理もない。自分もそうだが,デイビッド・ラッセルの編曲は演奏が全く無理ではないものの,これをきれいに弾くには上級編である。音を減らした弾きやすいものもたくさんある。僭越ながら,当方によるアレンジ(フルートとの合奏だが)も載せた。
ラウロに関しては,あまり情報が多くないようなので,たまたま手元にあった楽譜の見開きの翻訳を載せたものが,結構閲覧されて,第6位。
クラシック・ギターとアコースティック(フォーク)・ギターの違いに関するものもアクセス数が多く,ベストテン入りしている。すでにクラシックギター愛好者である人があえて検索するとは思えないので,ギターに興味はあるがその違いが良くわからないと言う人が多いのだろう。一般音楽愛好家でもこれらのギターの区別は分かり難いようだ。これは,もともとのネーミングも原因だろう。言葉の意味からすれば,クラシックギターやフラメンコギターも,アコースティック・ギターのうちであるのは確かなのだが,世間一般の理解(もしくはそのネーミングで売り出した側)ではアコースティック・ギターは鉄弦のネックが細くボディのでかい(細身のものもあるが),コード奏法(アルペッジオ奏法も含め)で主にポップス系の歌の伴奏に使うもの,フォークギター,もしくはウェスタンギターというのが大方の理解だ。ギターと名前がついても,奏法や音楽ジャンルが全く違う。しかしこの閲覧数がベストテンに入っているということは,この違いに疑問に感じている人たちが少なくないことを示すのだろう。
殆ど人気のない記事として,「タグに関して」があるが,これは確かに無理もない。わざわざクラシックギターのブログ内で,多分So-net内だけで通用するローカルな話題では,他のブログから来た人や一般の訪問者には全く意味の無いことだ。
一方,07/22の「予測できればこわくない」は,大昔は恐れられた日食現象を,ステージでのあがりにひっかけて,我ながら悪くない記事だと思ったのだが,ワースト・タイだ。ひっかけたつもりが,全くひっかかっていなかったようだ。「人間の意識は,学術が進歩してもちょっとやそっとで変わるものではない」という認識を前提にしたものだったが,訪問者の方には「単なるコジツケ」と感じられたのかもしれない。あと,なぜか全般的に閲覧が低調な時期があり,そんなタイミングもあるようだ。
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