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高木綾子さん再び [日常]

12/14(月)朝のNHK-FM,「気ままにクラシック」に,ハープの篠崎和子さんと共に登場された。本放送は,12/11(金)のPMだが,当然聞けないので,月曜の朝,バタバタしながら聴くことになる。特に,公開録音のものは聞かないと損な気がして,普段やっている出勤前の練習を返上して食事・トイレ・身支度等々しながら聞いている。とは言っても,ところどころ聞き逃している。せめて公開収録のものはゆっくり聞けたらいいのだがと思うが,放送時間と出勤時間のバッティングはいかんともしがたい。一般の朝勤の人はどなたも,そうだと思う。そう書きながら,ふっとひらめいたのが,洗面所,トイレ等,家中にラジオを置いておけば,出勤前の部分は殆ど聞き逃さずに済むということである。解は意外と簡単なところにあった。

しかし,それをしたにしても,出演者同士の競演など,盛り上がり箇所はいつも勤務時間に掛かってしまうのである。今回も,競演のところは,聞き逃してしまった。特にイベールの間奏曲。これは春に,荘村さんのギターとで聞いた曲だし,自分も昔やった曲でもある。ギターの部分がハープでどう演奏されるのかも興味深かったのだが。。。

妻から,ながら練習は効果がないと言われるのだが,出勤前の練習もしながらの,聴取も良いかもしれない。失礼ながら,笑瓶さんのお話部分は練習に集中し,演奏に入ったところで,即練習の手を休めて,演奏を聴く。演奏が終わったら,また練習。これである。これで月曜の朝の時間は値千金である。なにも,笑瓶さんのお話が,むだと言っているわけでは全くなく,むしろ,出演者の方々の演奏の間をつなぎ,おまけに一聴取者のギターの練習時間まで与えてくれるのだから,これまた値千金の役割である。

キアーロ!では,まず,篠崎さんのグランド・ハープの奏法解説。ピアノの楽譜は大体弾ける,半音はペダルで操作する。弦は下が鉄弦,中音がガット,高音がナイロンとのこと。楽器は40kgもあること。これを殆ど背負って演奏している。ペダル操作があるので,足で踏ん張れるわけでもないので,演奏はけっこうな重労働のようだ。一方高木さんのメインの質問は,循環呼吸。昔一緒にやったアマチュア・フルーティストもこれが出来たが,演奏中はなをすするような音がしたものだが,高木さんのは細かく,音だけ聞いていたのではそれと分からず,いつまでも持続音が出せるイメージだ。技術は日進月報と思った次第である。高木さんの完璧な演奏は,このような基礎技術に支えられているのだということを実感した。それに高木さんは春に拝見したときは,大分おなかが大きかったのだが,出産子育てを経ての出演である。その大変さをものともしない,すごいエネルギーである。いずれ貴重な話を聞けた朝のひと時であった。(練習を休んで聞いた甲斐があった。)

いつものぶしつけさで,笑瓶さんは篠崎さんの使用中のグランド・ハープのお値段までを聞いてしまった。てっきり,ハープの篠崎さんというと,篠崎史子さんとばかり思っていたが,お嬢さんのようだ。若々しいお声。笑瓶さんのつっこみには答えにくい感じだった。8歳からハープを開始。最初はアイリッシュ・ハープから入ったと言う。この楽器は先日聞いた守安さんの奥様雅子さんが演奏された楽器だ。篠崎さんのドビッシーのアラベスク1番,高木さんのカルメン幻想曲までで時間切れだった。

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