「岡目八目」でお金の事

たいがい何かうまく行かない時は逆の事をしているものです。

ただそれが自分自身の事や身内の事となると分かりにくいものですが，「岡目八目」で他人の事となると良く分かるものです。それじゃまずいだろうな～と。

「〜のに，こうなっちゃう。」
いやいや，それは，
「〜から，そうなるのでしょうと。」
気がつかずに反対の事をやっている事もあるでしょうし，「わかっちゃいるけど止められない。」ということもあるかも知れません。

お金の面などは一番わかりやすい事例でしょう。
「良い財布を持つとお金が溜まる」とかいって，立派な財布を持つ人がいます。むろん世の経済には貢献してくれますし，ご本人が満足していれば他人がとやかく言うことではありませんが。

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合理的根拠があるわけないですが，根拠の無いものをなぜ信じるのか？不思議でしたが，一見もっともらしい理由は，「お金を大事に扱うから」らしいです。紙幣を大事に扱ったところでお金が溜まるわけがありません。失くしたりはしないかも知れませんが，お札を立派な財布に入れて持ち歩いている時点でどうかな〜と思います。

お札の大事な扱い？とは別に，抽象的な金銭感覚として「そんな金額大したことない。時間の方が勿体ない」といってムダ金が平気な人もいます。むろん，時給の高い仕事をしている人は，みみっちい事にかかわっていられませんし，むしろお金を使ったって，心身をリフレッシュすることも必要でしょう。それはムダ金ではありません。しかし現在の当方の様に収入の少ない人間は，小さな金額も重要です。わざわざ貴重な時間を使ってまでムダ金を使う余裕はありません。

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まずいだろうな～と思うのがカードのリボ払い。金利がほぼ０の時代に，十数％もの金利を払ってカードで買い物をするというのが信じられないのですが，カード会社はポイントやら金利の値引きやらで一生懸命勧めて来ます。先方もビジネスですから仕方ありませんが，新規カードを作って暫くすると，電話などで勧めて来ますので，「あ，それならそちら解約します。」と言うとすんなり引き下がってくれます。実際それで解約したこともあります。

カードやEマネー利用につくポイントは，有難いので活用させてもらっています。こちらはかなりのプラスの金利になります。コンビニで現金で買い物している人を見ると，もったいないな〜と思います。当方ここ数年来コンビニでは現金はもちろんカードも使わず，別途カード利用などでついたポイントでの買い物のみです。ポイントでの買い物にもポイントが付くのは有り難い事です。