カヴァティーナ組曲をやり直す [日常]
アレクサンドル・タンスマンについては,今まで何度か紹介してきましたが,「カヴァティーナ組曲」は同作曲家の代表曲と言っても良く,ポピュラリティを持っているので,しろうとがタンスマンから何か1曲弾くとなると,この曲になる可能性が高いです。そのため,かつて当方が取り組んだのもこの曲だった訳です。
むろん,タンスマンの膨大な作品群からしたら,セゴビアの要請で作曲されたギター曲はそのごく一部ですが,それでも結構な曲数になります。
カヴァティーナ組曲(1951)は2013年に取り組んでいました。
一昨年,「12のやさしい小品(第1集)」を弾いてみました。
タンスマンの易しい練習曲があるのはオドロキでした。一昨年(2018年)の元旦に「12のやさしい小品」2巻,「12の非常にやさしい小品」2巻の4巻分を譜読みしてみました。
それから昨年にかけて,やはりタンスマンの曲としてポピュラーな「ポーランド風組曲(1962)」を弾きました。
カヴァティーナ組曲に関しては,最初に弾いた7年前と現在では右手左手の技術を変えているので,再度さらってみることにしました。多少技術がラクになっていれば良いのですが。
最近Naxosから,De Vitisの演奏による全集が出ています。
タンスマンの曲がすこしポピュラーになればと思います。
ちなみに,「やさしい小品2巻」,「非常にやさしい小品2巻」の計48曲はプロの弾く曲とはみなされないのか,このCDには入っていません。
- ショップ: ナクソス ミュージックストア
- 価格: 1,200 円
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Enriqueさん
カヴァティーナ組曲の楽譜は何をお使いでしょうか。参考にさせていただきたいと思います。
by たこやきおやじ (2020-02-26 23:50)
たこやきおやじさん,
原典版が欲しいところですが,Schott版しか入手できません。例によって変なところが結構あります。HOMAから出版されていたセゴビアレパートリー(現在入手困難)のものも同じ版ですが一部修正があります。他のおかしなところは,現代ギターの「タンスマンとギター」など参考に自分で直すしかありません。
P.S.
最近,ジカンテ編原典版というものが出た様なので,早速発注しました。
by Enrique (2020-02-27 07:51)
Enriqueさん
私はこれまでセゴビア版の「華麗なる舞曲」しか持っていませんでした(正式版は)。私も、ジガンテ原典版を発注してみました。GGショップがまだ復旧していないので、ギタルラ社に発注しました。(^^;
有難うございます。
by たこやきおやじ (2020-02-27 13:44)
たこやきおやじさん,
原典版の入手は諦めかけていました。
楽譜は入手できるときにしておかないとすぐ無くなってしまいますね。
ちなみに出版社はセゴビア版もジガンテ原典版もSchottでした。
by Enrique (2020-02-29 09:32)