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リュートのレコードを聴く [雑感]

CDもレコードも余り聴きません。

私の年代では学生時代は完全にレコードの時代でしたが,当時レコードは高価でしたので,そうそう学生が買えるものでも無く,だいたい再生装置がありませんでした。音楽ソースはほとんどがFM放送でした。そのような状態は現在でも続いています。CDが出てきた頃は就職してエンジニアとして忙しい日々でしたし,やはりCD再生装置を持っていなかったので,CDを聴くということもありませんでした。

再度レコードやCDを聴ける様になったのは,かなり後年になってからでした。
長年の習慣からか,ながらでFM放送を聞くことはあっても,わざわざレコードやCDを掛けて聞くことはそうそうありません。以前「聴くのも練習のうち」と言われたこともありましたが,やはり余り聴きませんでした。

さて,そんな私ですが,中古レコードを買ってきました。ワルター・ゲルヴィッヒのリュートによるバッハです。
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購入した中古レコード。
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同裏面のライナー。
定番のハ短調のプレリュードBWV999やト短調のフーガBWV1000に加え,何とチェロ組曲の第一番BWV1007を自身の編曲で弾いていました。

現在ギターでもよく弾かれる,BWV998やリュート組曲第1〜4番などは余り取り上げられません。組曲第4番ホ長調はリュート版ではなくヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006からの編曲との事で,プレリュードは弾かれません。組曲第1番ホ短調はアルマンドとブーレのみです。リュート組曲を弾くというよりも,リュート組曲の一部と,チェロ曲,ヴァイオリンパルティータからの編曲と言った風情です。

リュートの大家による演奏は古臭いものを想像していました。
技術は現在の人に劣るかもしれませんが,実に淡々と肩の力が入らない自然な演奏です。予想外にすんなりと入ってきます。現在のリュート奏者もまともにリュート組曲を弾かず,チェロ組曲などから編曲して弾くことが結構多いのはなぜだろう?と思っていましたが,20世紀のゲルヴィッヒがそうしたし,バロック時代もそうしていたとライナーに書いてあります。もっと言えば,バッハのリュート組曲は鍵盤でないリュートで弾くにはやたら難しいということなのでしょう。
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コメント 2

たこやきおやじ

Enriqueさん

>バッハのリュート組曲は鍵盤でないリュートで弾くにはやたら難しいということなのでしょう。

同感です。ギターも同様だと思います。(^^;


by たこやきおやじ (2019-06-16 23:07) 

Enrique

たこやきおやじさん,リュートで弾けないリュート組曲は永遠の課題ですね。ギターではホ短調やホ長調は弾きやすいですが,リュートの標準調弦ではほぼ無理の様です。
by Enrique (2019-06-18 07:24) 

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