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ヴィヴァルディのコンチェルトを弾いてみる〜第1楽章〜 [演奏]

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元々はリュートコンチェルトですが,ギターで弾かれる事も多いヴィヴァルディのコンチェルト・ニ長調RV93を弾いてみました。とは言っても,本物の弦楽合奏は頼めないので,ヴァーチャル・オケです。

記譜ソフト・Sibeliusに楽譜を打ち込んで,プレイした音を録音して,Audacityでそれを聴きながら私のギターを重ねました。ヴィヴァルディの良さは簡潔明瞭で弾きやすいのに,ちゃんとした音楽になるところです。今回は,第一楽章です。

楽譜入力の方がずっと手間です。練習はそれ程要らないかな?初見でも行けるかなと思いましたが,流石に後半の和音の連結が,少し練習しないとうまくいきません。全楽章の中でも,ちょっと難し目です。

それでも中級程度の技術で十分楽しめると思います。初級レベルでもちょっと頑張れば行けるかもです。後半の和音の連結部分は,上のメロディだけにするとか,アルペッジオのばらし方を変えればもっとやさしくなるかもしれません。

使用楽譜は,IMSLPにあるものです。ギター用に音を増やして難しくしたものもありますが,演奏効果に疑問を感じますので,ほぼオリジナルのシンプルなものにしました。



マイナスワンの音源はこちらです

以下は,私のギターを重ねたものです。カラオケ状態ですので,少しずれますね。

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コメント 6

REIKO

昔、家に「ギター協奏曲」としてレコードがあって、時々聴いていました。
リュート版で聴いたのはCDになってからでしたね。
ヴァイオリンやオーボエなど音が持続する楽器とは違う、粋でオシャレな感じが気に入っています。
6小節目で短調になってるところなど、ヴィヴァルディのセンスを感じますね。
第2楽章が一番有名だと思うのですが、続きも期待しています!
by REIKO (2016-12-12 22:51) 

Enrique

REIKOさん,ほとんど練習無しのやっつけ演奏ですが,聴いていただきありがとうございます。
レコード時代はギター協奏曲とされていたのを私も記憶があります。バッハの組曲のいくつかでもそうですが、調性からもリュートよりむしろギターの方が向いてそうです。
第2楽章の打ち込みは済んでいますが、録音にはちょっと時間が掛かるかもしれません。
by Enrique (2016-12-13 06:59) 

アヨアン・イゴカー

ヴィヴァルディはギター協奏曲のレコードが昔家にあったので、時々聴いていました。今懐かしく思い出しました。
第二楽章、のどかで好い曲ですね。
by アヨアン・イゴカー (2016-12-13 14:53) 

Enrique

アヨアン・イゴカーさん,お聴きいただき有難うございます。
やはり,かつては,ギター協奏曲で通っていたのですね。ヴィヴァルディは様々な楽器のコンチェルトを作っており,そう楽器の細かなヴァリエーションににこだわっているとも思えないので,ギターで弾いても何ら問題なく,むしろギターに向いた曲だとも思います。第二楽章も今後やります。
by Enrique (2016-12-14 12:17) 

kou

いつもギターの記事を楽しく読ませていただいております。
私はギターだけでなくリュートも演奏するので、今回、勝手ながらこのホームページのマイナスワンをパソコンでかけて、リュートで演奏しようとしているのですが…。「マイナスワンの音源はこちらです」をクリックしても、かからなくなってしまいました。どうしたのでしょうか?ぜひ復活させてください。よろしくお願いいたします。
by kou (2019-03-12 18:09) 

Enrique

kouさん,
ご指摘ありがとうございます。
こちらのブログの多くがdropboxに入れた音源などを参照していたのですが,dropbox内のファイルが全て消えていて驚きました。
消した覚えはないのですが,パソコンを一台初期化したのが原因の様です。連動して消えてしまった様です。
大急ぎで復活しました。気づきが遅れたら復活不可能になるところでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
by Enrique (2019-03-12 21:39) 

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