電源アダプタ修理 [その他]
MacBook Airの電源アダプタが痛んで来たという記事を書きましたが,この日曜にその修理をしました。正確にはアダプタ本体の修理ではなく,コードのすり切れ修理です。
アダプタ本体を割腹して見ました。
でかいでかいと文句を言っておりましたが,電源関連の部品がぎっしり詰っています。コアやコンデンサも大きなものが使われていて,厚めのアルミ・シートで厳重に包まれています。きっと安全性やノイズ仕様なども厳しいのでしょう。
±の2本線を繋ぎ直せば良いだけですが,見ただけではアダプタ側から出る白と黒の線のどちらが芯線でどちらが被覆線か分かりませんので,テスターを引っぱり出しましたが,こちらも動きません。電池切れのようです。
今時,針式のメーターも少ない事でしょう。
電池を交換して動作チェックしますが,あれ針が振れません。ロータリースイッチの接点に錆の様なものが付いていましたので,掃除しましたらOK。回復しました。テスターを修理する為にもう1台テスターが必要ではシャレになりませんが,大事には至りませんでした。
芯線が白線で被覆線が黒線でした。被覆を剥いて繋ぎ直してハンダ付けすれば良いだけですが,何分耐久性が重要です。また直ぐすり切れる様ではかないません。
アダプタ側ですり切れているところを少し切って繋ぎ直しました。一重では弱い様な気もしましたが,4φの熱収縮チューブを被せておきました。
パソコン側MagSafeの首根っこの部分は熱収縮チューブ三重ですのでかなり丈夫だと思います。4φでボロボロになった被覆をカバーし,5φで根元の補強ゴム部分を包み込み,更に6φでアルミ部分まで覆ってやりました。
これで何年持ちますでしょうか?
新たに太さの異なる熱収縮チューブを4種類購入したので,もう2,3台分いけます。娘のや知り合いの分も直せそうです。手間と見た目を考えれば,買い替えるのが妥当でしょうが,線がすり切れただけでまるまる買い替えというのは承服出来ません。
力仕事は頑張れても、こういう事はからっきしダメであり
息子はもっとダメ
Enriqueさんは、私から見ると理想の家庭人でもあります。
こちらは買うしかないのです。
このところ、驚かされることばかりですよ
by majyo (2015-10-04 20:52)
majyoさん,ありがとうございます。
コードが痛んだだけで捨てると言うのはもったいないですね。修理不能ならば仕方ありませんが。メーカーが改善しないならば自分で修理するのみです。実は,このブログは当初音楽80%,電気製品10%,旅10%でスタートしました。使えるものを捨てずに再生するのは趣味でもあります。かつては,衣服は継ぎをあてて着,ラジオなどは直し直し使ったものでした。そういえば最近,昭和年代の電子レンジを使っていますので記事にしたくなりました。
by Enrique (2015-10-04 23:09)