ページ閲覧数ランキング(2周年目) [その他]
ブログ開始一周年目にやった記事の振り返りを,今回の二周年目でもやります。ここでは閲覧数の上位10位を,開始以来と2年目について挙げます。(1/15 23:50現在)
2年目の集計で特筆されるのは,1年目の記事ではクラシックギター分野に閲覧が集中していたのが,一般音楽分野にシフトしてきたことでしょうか。クラシックギター系は,スモールマンを弾いてみた」と「19世紀ギターに思う(ソルはミーントーンを用いた)」の2件のみです。クラシックギター分野プロパーの記事が減ったことによるのかもしれません。デジカメを購入以外は音楽系記事なのでお許し願いましょう。
順位 | 日付 | タイトル | 閲覧数 |
1位 | 09 04/24 | アルハンブラ宮殿の思い出(1) | 1329 |
2位 | 09 05/17 | ハカランダと楽器の価値 | 1216 |
3位 | 09 01/19 | 藤元高輝 | 935 |
4位 | 09 05/23 | アントニオ・ラウロ | 923 |
5位 | 09 01/22 | 村治佳織さんの「主よ,~」 | 828 |
6位 | 10 04/06 | サキソフォンアンサンブルによるゴールドベルク | 730 |
7位 | 09 04/25 | アルハンブラ宮殿の思い出(2) | 680 |
8位 | 09 04/02 | 弾きやすい曲 | 666 |
9位 | 10 04/10 | デジカメを購入 | 619 |
10位 | 09 04/15 | カーボン弦の正体など | 611 |
昨年の集計と比較しますと,1位は変わらず,昨年の7位までも多少の変動しながらもベストテンに残っています。8,9,10位が姿を消し,2年目の記事の2件がベストテン入りし,1年目の記事でも新たに「カーボン弦の正体など」がベストテン入りしています。昨年から10位以内の記事でも,特に「ハカランダと楽器の価値」や「アントニオ・ラウロ」は閲覧数が伸びています。
サキソフォンアンサンブルによるゴールドベルクはすごい勢いで,ベストテン入りしていますが,おそらく吹奏楽関係の方々の閲覧が多かったのだと思います。デジカメを購入もギター愛好者よりも一般カメラファンの方々の閲覧だと思います。
順位 | 日付 | タイトル | 閲覧数 |
1位 | 10 04/06 | サキソフォンアンサンブルによるゴールドベルク | 730 |
2位 | 10 04/10 | デジカメを購入 | 619 |
3位 | 10 05/01 | ブルグミュラーとドビュッシーのアラベスク | 484 |
4位 | 10 03/02 | スモールマンを弾いてみた | 474 |
5位 | 10 02/19 | ピアノ音を計測 | 443 |
6位 | 10 06/20 | The Fitzwilliam Virginal Book Vol.1の前書きについて | 442 |
7位 | 10 02/14 | 19世紀ギターに思う(ソルはミーントーンを) | 400 |
8位 | 10 08/01 | 多重録音を試す | 398 |
9位 | 10 01/26 | ソドレミの音形 | 394 |
10位 | 10 04/27 | ブログに楽譜を載せる | 391 |
第1位2位は上でコメントしたので,第3位のブルグミュラーとドビュッシーのアラベスクは,同じアラベスクでも結構印象異なり,むしろブルグミュラーの「天使の声」の方がドビュッシーの「アラベスクI」に似ているというものでした。ブルグミュラーの「アラベスク」に印象が近いのはむしろ「アラベスクII」のほうだと書きました。
その後,カルカッシの練習曲の録音をやりだして,20番に差しかかったとき,これがブルグミュラーの「天使の声」にそっくりだという指摘をいただきました。楽器が違うので盲点でした。むしろ記事ではヴィラ=ロボスの練習曲第2番が似ていると書きました。調が同じで弾き方が似ているのでそう思いましたが,音形としてはむしろこちらの方がそっくりでした。
あと,音楽工学的な内容や鍵盤楽器にかかわる記事も人気があったのだと再認識した次第です。
閲覧数は一般向けの記事ならば伸びると思いますが,クラシックギター分野を期待して訪問される方の期待も満足させたいと考えています。「クラシックギターを中心とした音楽系ブログ+アルファ」くらいのスタンスは保って行きたいと考えています。
カーボン弦というものがあるのですね。ヴァイオリンのカーボン弓にちょっと興味があるのですが。
ギターのことにはなかなか突っ込むことができませんが、やはりその分野の記事を期待される方は多いでしょうね。でもまあ書きたいように書くのが長続きの秘訣なんだろうと思います。
by Cecilia (2011-01-18 08:39)
Ceciliaさん,nice&コメントありがとうございます。
「カーボン弦」に関しては,呼称のマチガイという指摘でした。PVDFという素材で,通称「フロロカーボン」。ナイロンよりかたくて重い透明な素材です。これを勝手に短くしてカーボン弦と言っているようです。
素材自体はスグレモノで一時期使っていましたが楽器との相性がすごくあります。先日の中国製楽器にもこれが張ってありましたが,ハマればすごい効果です。
ヴァイオリンのカーボン弓は「カーボン繊維」で,一般の理解と一致していると思います。髪の毛より細い黒い軽く丈夫な繊維をプラスチックで固めたものです。釣り竿は殆どこれになりました。すごく敏感で手にびんびんと来ます。
それと,閲覧数を気にして不本意な記事を書いても逆効果なんでしょうね。お言葉,重みがあります。
by Enrique (2011-01-18 10:47)
うおぉ、閲覧数が4桁とは凄いですね、流石はEnriqueさん!
音律関係記事が2年目のベストテンに幾つかランクインされているのは、こちらとしても嬉しいくなりますね(笑)、、、音律に感心持っている人が結構多いって証ですよね。
by koten (2011-01-18 13:00)
低音の立上りは早いが、高音の余韻が短いという自分の楽器の欠点を補う意図で、アクィーラ社(伊)のアルケミア(ナイルガット)という弦を、1~3弦に張っています。普通のナイロンと比べると、「カーボン」弦ほどではないですが、質量が大きくて細いように思われ、音量があって余韻も長い気がします。色は曇った白色ですが、この素材は何なんでしょうね。
by 夢笛myu (2011-01-18 14:53)
kotenさん,nice&コメントありがとうございます。
確かに1年目の記事には,ちょこっと書いた記事に閲覧数が集まっている感じですが,2年目は少し気合や新奇性あるものがランクインされているように思います。19世紀ギター(ミーントーン)はあまり音楽的裏付けのない記事でしたが,kotenさんの影響も強く,問題提起としては良かったかもしれません。
by Enrique (2011-01-18 20:55)
夢笛myuさん,コメントありがとうございます。
私もナイルガットを試したかったのですが,セットで買わなくてはならなかったので,辞退しました。確か透明ナイロンのペルラだったかは試しました。軟らかくて良い弦だと思いました。
やはりナイロンの太い3弦は音質的にも音程的にも問題がありますので,これだけでも試してみたいと思っております。ナイルガットはナイロンに比重の重いものを混ぜているらしいですが,ひょっとしたら,胃の検診の硫酸バリウムのようなものでしょうか?
by Enrique (2011-01-18 21:07)